#読書感想文「アイデアは考えるな。」
この本の肝は、「面白がり屋」になりましょうというもの。
仕事を楽しそうに面白そうにやってる人には、自ずと仕事や人が集まってくるし、周りにも良い影響を与える。
考え方一つで、何事も面白く楽しくなりますよねと。
そしてその面白がり屋になる為には、いっぱいアイデアを出すアイデアマンになる事でなれますよと。
仕事が楽しくない人は、アイデアが無いから追い込まれる。
アイデアがいっぱいある人は、色んな状況下において乗り越えられるし、自発的に働けるのだ。
ここで大事なのは、アイデアをいっぱい持つということ。
良いアイデアを出そうとすると、あれはダメこれはダメと自分の中で勝手なストッパーが掛かってしまい、全くアイデアが出なくなるのだ。
そうではなくて、突拍子もないものも含めて色んな角度からアイデアをいっぱい出すこと。それこそがこの本の題名「アイデアは考えるな。」の真髄である。
更に、部下に良いアイデアを出してもらおうと思った時、「来週までに3つアイデアを考えてきて」と言うのではなく、「お昼休憩中に10個アイデアを考えて」とお願いする方がずっとずっと効果的だというのは、とても納得感があるし、これは今後の仕事でぜひ使ってみたいと思う。
アイデア出しのフレームワーク的な物もいくつか出てきたが、この本の要はマインドセットにあると思う。実際に「引き寄せの法則」や「エッセンシャル思考」にも通ずる部分があるので、大事にしたい。
仕事も人生も「面白がり屋」として楽しんでしまおう。色んな状況において、「面白がるにはどうしたら良いか」というマインドで、色んなアイデアを持って臨む。
それが自信につながるし、飛び込む力になるし、追い込まれた状況でも余裕ができて物事に優先順位を付けマルチタスクをこなせるようになる。