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奇跡と一体になるロボット——例の高額ロボット上半身が届いたら、歴戦の勇者にしか許されない遊びが待っていた
先日、ロボットオタクの夫(池田明季哉)が、ダイアクロンという大人向けロボット玩具シリーズから、下半身しか発表されていない高額ロボットおもちゃを購入した話を投稿した。
6万円以上するのに、下半身の発売時点で上半身は発表にすらなっていない。しかし、おもちゃは一度売り切れてしまったら手に入らないかもしれないことを知っているロボットオタクは、上半身発売決定まで待っていられない。上半身も発売になることを信
6万円の使い方——夫の趣味を「なぜ許せるんですか?」と聞かれて考えたこと
会社の研修で、勉強会に参加することになった。講座の目的は、自分自身を魅力的にプレゼンできるようになること。まずは自分の興味や専門、経験などのなかから、他の人が面白いと思えるものはどんなものかを探ろうということで、グループワークで話し合うことになった。
私の経歴は、けっこう変わっている。社会人になってからイギリスに留学し、帰国後は働きながら大学院に通い、最近は博士号をとったばかりだ。専門は外国語教
ロボット初心者の妻が、クレイジーおもちゃオタクの夫に腰を据えて話を聞いてみた
私の夫である池田明季哉(いけだ あきや)は、「クレイジーおもちゃオタク」を自称する、デザイナー&小説家です。所持しているロボットおもちゃは優に100を超え、自室の棚にはロボットがずらり。Twitterには大長編の自作のロボットおもちゃストーリーを投稿しています。
▲自作のおもちゃストーリー。読み切るのは大変な長さです。
さらに、Twitter上でロボットおもちゃの「非公式ファンイベント」まで主
私と全然違う人だった。だから、結婚しようと思った。
彼と出会ったとき、この人と結婚することになるとは思いもしなかった。
夫と出会ったのは大学時代のインターン先の学習塾、彼のほうが数ヶ月早く勤務を開始していたので、私は彼に仕事を教えてもらうことになった。第一印象は「字が個性的」だった。なんというか、衝撃的な字を書いていて度肝を抜かれた。単に下手というのも何か違う。まず、ペンをしっかり握っていないようで筆圧がすごく低い。そのせいで線がにょろにょろして
恋人を「豚トロハラミ」と父に紹介した日
今になって思うのは、父はけっこう照れ屋な人だったということだ。基本的には関西弁の気さくなおじさんで、度胸のありそうな顔をしているのだけど、じつは改まった場は苦手だったのかもしれない。
もう10年以上前、結婚前に恋人を両親に紹介することになった。待ち合わせは横浜駅。早めについた私と彼は、父の指定した場所に立っていた。ごみごみしたこの駅でスムーズに落ち合えるだろうか、会ったらなんて彼を紹介することに