ドラクエⅢ "そして伝説へ" から始まった夢 〜本田先生と始まり、本田先生と夢を叶えるぞ〜 (2025.1.9 #17)
おはようございます🌞江成です。
今年の年末年始は仕事で忙殺され、
「良いお年を」は勿論、「あけましておめでとうございます」さえも人生で初めて口から出てこない、衝撃な年明けとなりましたww
仕事で色々思うところがある最近ですが 苦笑
それがきっかけで、人生でやり遂げたい夢とは果たして何であったか、
ふと改めて思い返す機会がありましたので、書いていきたいと思います。
①夢とは
先日、自分の学びでピアノのレッスンを受けてきました。
昨年11月より新しい先生に師事したのですが、
その目的はコンクールで結果を出す為。
何故コンクールで結果を出したいのか、
それはオーケストラバックにピアノコンツェルトを弾く。
これが私が生涯賭けて叶えたい夢の一つであった事を
今回の機会で再認識しました。
②ピアノとの出会い
5歳の時、幼稚園の年中、ピアノと出会います。
当時、静岡に住んでいたのですが、
通っていた幼稚園にヤマハ音楽教室が入っていて、
幼稚園が終わるとそのまま教室へ通えるシステム。
その事がきっかけでピアノと出会い、
人生唯一ずっと続けてきたのが、腐れ縁ともいえるピアノです。
音楽教室に通い始めた頃の事はあまり覚えておりませんが、
特に好きとか楽しいとか得意だったとか、そんな記憶は一切ありません。
みんなの前で歌の披露があろうものなら大泣きして拒否る、
どちらかというと、ちゃんと馴染めるかしら的な子どもだったと記憶しております 笑
③本田先生と発表会での感動体験
幼稚園では見聞きするもの全てが初めての経験が多いかと思いますが、
人生に影響を与えた感動体験は、グループ発表会!
今思い返すとこの経験が大きかったと思います。
グループ発表会とは、
教室に通う幼稚園生みんなでエレクトーン(ヤマハの電子オルガン)やキーボードで一つの曲を演奏(アンサンブル)を行なったり、
歌を一緒に歌うという内容です。
ここで初めて鍵盤楽器(確かエレクトーンを弾いたと思いますが)でのアンサンブルの本番を経験するわけですが、
その時の曲が、
ドラゴンクエストⅢ エンディング ”そして伝説へ” だったのです!!
当時の音楽教室の先生が、本田先生という女性の先生。
スタイリッシュでパーカッションの演奏が印象的だった、かっこいい先生。
後程お世話になるオーディションのレッスンでは怖かった記憶がありますがww
このドラクエⅢのエンディングを幼稚園児でも出来る譜面に編曲して下さったのも本田先生でした。
当時はPCが普及している訳もなく、楽譜は全て手書き。
相当な労力が要る大変な作業だったと思います…。
私は元々器用なタイプではない事もあって、
母と一緒にかなり厳しく家で練習させられておりました 笑
その練習法とは、
※東京佼成ウインドオーケストラ(日本を代表する吹奏楽団)がドラクエⅢのサウンドトラックを当時出していて、
そのCDと共に自分の担当部分を合わせて弾くという荒業ww
(※日本のクラシックサックス界を牽引されてきた須川展也さんの若かりし時代の東京佼成です!この10数年後、須川さんの大ファンとなりコンサートにもよく行き、大学受験では審査員として須川さんが目の前に現れる事となります。)
この荒業練習の甲斐あり、
音楽教室でのみんなとの合わせ練習では少ーし退屈感を感じるようにもなっていきます。
そして迎えた本番数日前リハ、
ここで初めて、一人、アンサンブルの先生が一緒に入ります。
(本田先生は指揮者)
曲の大部分の根幹を担うアンサンブルの先生の演奏が入る事によって、
幼稚園児のカエルの歌みたいなドラクエが、
一気に曲らしく聞こえたのです!
自分達はこの部分を担っていたのかと!!
幼稚園児ながら曲の輪郭がハッキリして感動したのを今でも鮮明に覚えております。
特に感動部分が冒頭のファンファーレが終わり、
一旦曲が落ち着いて、語りかけるような部分。
旋律:ドードードー…ドーソーファーシ♭ーソー…
伴奏:休み 三連符続く
文章だと分かりづらいと思うので弾いてみました↓
これをアンサンブルの先生がエレクトーンでソロで弾いていて、
物悲しいメロディーで感動したのと、
全員で音楽を奏でる面白さを始めて味わえた瞬間です!!
④現在出会った本田先生
今思うと、この幼稚園時代での経験がオーケストラバックのピアノコンツェルトをやりたいという夢に繋がったのではないかと思っております。
先程の幼稚園での経験後、
本田先生による推薦でオーディション有の特殊なコースへ進み、
これを皮切りに様々な先生と出会っていきます。
ですが私は一度ピアノの道を諦めた時もあり、
社会人になってから再度勉強を始める事となります。
年齢も20代→30代に切り替わるタイミングと、そこから数年。
この辺りでお世話になる先生には、
「ピアノ科じゃなかったからね~」とか、
「もう年齢がね~」とか、
上手くなりたくて習いに行っているのに、最後に出てくるのはネガティブワードばかり。
ショパンコンクール等、世界の名だたるコンクールは30歳ジャスト辺りが年齢制限。
20代で結果を出さないといけない世界の為、
多くの先生がこのような発言をされるのも分かります。
とはいえ、このように言われてしまうとこちらのモチベーションも下がる一方。
こういった発言をされる先生方の元には通わなくなりました。
そのような時に出会ったのが、
冒頭文章で登場した、本田 聖嗣先生!!
こちらの先生、昨年末NHKのEテレで番組を持たれていて、
偶然番組を知り、内容を拝見させて頂いた事によって習う決断を致しました。
普通の先生ならば"無理でしょ"と諦めるような課題曲設定を、
本田先生は”絶対弾ける”と信じ込ませ、
番組の生徒さんをメキメキ上達させていたのです!!
この先生なら私の夢を笑わないで聞いてくれるかもしれない!!
そう思い戸を叩きました。
⑤これからの展望
冒頭書き始めのところで触れた、今回のレッスン。
生きる活力を与えて頂いたと言っても過言ではないくらい、非常に有意義な学びの時間となりました!!
このレッスン当日は
モーツァルトのソナタKv280 Fを見て頂きました。
奏者側が主体的に弾きたくなる、
曲の構造の面白い仕掛けを細かくご教授下さり、
月並みですが、理論的で裏付けや根拠もご解説頂き、非常に面白い見解。
ピアノだけは何があっても今後も頑張っていきたいなと思えたひと時でした。
今年の夏のコンクールは良い状態で挑戦したい…!!!
〇余談
因みにゲームのドラクエは、
我が家は母を筆頭に、妹も全て完遂。
※父に至っては天然ゲーム音痴の為、圏外ww
私はというとシリーズは大体やりましたが、
Ⅴは妹がやりつくすのを散々見学していたのでやる気にならず、
残るⅪはやろうとするも現在も手を出せずといったとこですかね。
皆様はドラクエはやり尽くしましたか??
よくFF派orドラクエ派と言われる程、
RPGの2台巨頭の一つであるドラクエ。
ドラクエは、すぎやま こういちさんの音楽も大好きなので、
ゲームも音楽も楽しめて最高なゲームで、
出会いをくれた家族には感謝ですね✨
今度Ⅺやってみようかな、
でも長丁場になるので手を出すかどうしても迷いますがww
長文お読み頂きありがとうございました!!!!!
ではまた~(^^♪