目標達成のための努力の方向性
目標を果たすためには、努力が必要ですが、その方向性を考えなければいけません。それが間違っていると「無駄な努力」となって目標からは遠ざかってしまいます。
粗悪品ではないのに、アマゾンレビューで星の低い品物を流行らせることや、おいしいのに、食べログで星の低い店を人気の店にすることは難しいと思います。
この状態で宣伝をしても、人は振り向いてくれません。
まず必要なのは星を上げることです。
つまり、評価をあげる努力が必要なのです。
今の時代、職人気質だけでウケるのは、ごく一部の優れたものだけです。同じようにレベルの高いものは探せばあります。だから、これ以上品質を上げるだけでも、おいしくするだけを良くしても評価は上がりにくいと思います。
だったらどうすればいいか。
例の場合なら、品物ならキャッチフレーズを変えるとか、お店なら接客態度を改善するとか、努力の向け先を変える必要があると思います。
こうして、星を上げた状態で宣伝をすれば伝わりやすくなるでしょう。
僕はSEの仕事をしています。SEは技術者集団です。そのため、優れた技術を持つ人はたくさんいます。
その世界で勝ち抜くのは非常に難しいことです。その世界で評価されるためには、技術以外も磨かなければいけません。
それを意識していただけで、現場での評価は上がっていきました。
それは努力する方向を技術以外に目を向けたからです。
目標を果たすためには努力が必要です。
しかし、その方向性が異なると達成からは遠ざかってしまいます。どうしたら達成に近づくのか。ただガムシャラにするのではなく、それを考えることが重要なんだと再認識しました。
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