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『ともに生きることば』丸善出版 【ご愛読者様の声のご紹介】(vol.4) 大切なことがシンプルなことばにぎゅっと凝縮された本

『ともに生きることば』丸善出版
ご愛読者様の声をご紹介いたします。

2022年1月30日

大切なことがシンプルなことばにぎゅっと凝縮された本

★★★★★

ポイントが分かりやすくて一気に読めました。
前半は、人や地域とどう関わり、豊かに生きるかというヒントがたくさん。
そして後半の「そばに居続ける」のカテゴリーでは、自分の気持ちを伝えることが難しくなったり体が弱くなってきてしまった時に、どう向き合うかとても大事なメッセージが。
終盤の「最期を受け入れる」にはグッときました。
そうなんだ。ここまでして最期なんだよなと。

頭のなかでなんとなく考えていたことが、分かりやすくシンプルな「ことば」としてまとめられ、自然と思いが整理されてくる。
整理された思いや考えが「ことば」となり頭に再格納されていく。
そんな感覚になる1冊ですね。
だから本のタイトル「ともに生きることば」なわけですね。

自分自身の気付きになるだけでなく、研修等でも活用できそうですし、別売の『ともに生きることばカード』でワークショップが楽しくできそうです。


『ともに生きることば』とは、「ともに生きる」ホームを実現されている方々へのインタビュー、事例を分析、フィールドワークなどを経て、ケアと場づくりにおいて大切な共通のパターンを抽出したものです。本書は高齢者向けホームをつくり運営する人や、ケアに従事する人の視点に立って書かれていますが、これらの「ことば」はケアの本質に迫るものです。ですので、障がいのある方のケアや子育て、教育などさまざまなケアにも通する内容になっています。

書籍『ともに生きることば:高齢者向けホームのケアと場づくりのヒント』(金子 智紀, 井庭 崇 著, 丸善出版, 2022年)の要点を抜粋した「ともに生きることばカード」は、ケアと場づくりについて考え、みんなで話し、より上手く実践できるようになるためのカードです。

30枚のカードには、「ともに生きる」ケアの実践者たちへのインタビューを元にまとめられた現場の知恵が凝縮されており、日々の実践の参考にしたり、対話のきっかけにしたりできるようになっています。

カードならではの特性を活かし、カードを動かしながら考えたり、複数人で語り合ったりしやすいようにデザインされています。

高齢者の方へのケアだけでなく、障がいのある方のケア、子育て、教育など、さまざまなケアと場づくりの改善にも、ぜひご活用ください。

※「金子智紀は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」

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