読後感想「自分を変える1つの習慣」(ロリー・バーデン)
習慣の力(セルフ・コントロール)についての本です。
どういう思考や行動パターンならば成功に結びつくかということが丁寧に解説されています。
楽な方へ流されてしまう自分をなんとかしたい、マンネリから抜け出しより充実した人生にしたいという気持ちから、自己啓発の一環として読みました。
エレベーターやエスカレーターがあっても、常に階段を上がるような思考習慣が大事だというのが、この本の大きな主張の一つです。
つまり「ちょっとキツいが正しい行動をとる思考」が大事だということ。
また、この本を読み、自分の生活に新たに取り入れていきたいと思ったことは、以下3点です。
1. ビジョンを明確にする
雑誌やネットなどから写真や画像を集めてきて、実現したいと願ってい
るものをコラージュして、ボードに貼り付けていく。これを目につく場
所に飾っておくと、「自分が何を求めているのか」と常に意識すること
ができる。(私たちは日頃、目の前のことばかりに気を取られて、遠く
にある大切な目標がみえなくなりがち。これが人生で失敗する大きな原
因だそうだ)
2. 努力は量よりタイミングが大切という視点を持つ
具体的には理想的な1週間の過ごし方の計画を立て、スケジュールどお
りに行動する。そして、一定の時間は「一つの仕事」に全てのエネルギ
ーを集中し、他のことには気を散らさない。
3. 長期的な視点を持つ
長い目で見れば「その失敗はプラスになった」という視点をもつことの
大切さ。これにより、失敗や成功を過剰に大きなものとして捉える過ち
を防げる。
読後、とてもポジティブな気持ちになりました。
50代でこの本に出合えたことを幸運に思います。心に残った点を早速実践して人生後半を充実させていきたいです。
まだ読んでいない方、お勧めです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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