努力と工夫を間違えない
工夫とは、無闇に努力することではありません。
むしろ努力を向ける方向を間違えないよう、
力を注ぐ先を考えるのが工夫なのです。
工夫と努力のいちばん大きな違いは、気合いの有無でしょう。
努力を支えているのは気合いであり、根性です。
強靭な意志であり、精神力です。
努力家の方のむずかしいのはここで、
動力源に気合いしか持たないので、ずっと気を張ったまま。
常に自分に鞭を入れながら進まなければなりません。
一方、工夫には気合いも根性も関係ありません。
重い荷物をてこの原理で持ち上げるように、
気合いや根性に頼らずに済む方法を考えます。
自分に鞭を入れるような必要もないので、
やっている本人はほとんど苦痛を感じません。
努力家と同じ量をこなし、同じような結果を出しながら、
まったくストレスを感じないのです。
☆努力と工夫の違い
【努力】 【工夫】
動力源 気合・根性 アイディア・仕組み
ストレス 大 小
結果 10の努力で10の成果 1の工夫で10の成果
~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~