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習慣化を目標にする

「続けること」に努力をしない

昔から「継続は力なり」と言います。
たしかに、継続は大きな力となってくれるもので、
勉強にしろダイエットにしろ、
継続なくしてうまくいくことはありません。

しかし、ここにはひとつの誤解がつきまとっています。

もし、あなたが今日から英語の勉強に取り組むとしましょう。
そして「何事も『継続は力なり』だ。とにかく1年続けてみよう」と考え、
「続けること」に力を注いだとします。

非常に立派な心構えだと思いますが、
これでは途中で挫折してしまう可能性が高いと言わざるをえません。
挫折をする理由は簡単で、力を注ぐ先に問題があるのです。

これは多くの人が勘違いをしているところですが、
何事も「続けること」に力を注いではいけません。
そんな動機付けで続けられるのは勤勉な努力家だけで、
なまけものには到底無理なのです。

なまけものが力を注ぐべきは「習慣にすること」です。

たとえば、わたしがウォーキングを始めたときも、
最初はめんどくさいことばかりでした。
しかし、最初の10日で効果を体感し、
体が軽くなる、季節を感じれる、思考がスッキリするなど
楽しいがまし、その流れで「歩かないと気持ち悪い」
という状態になってきました。
つまり、習慣になったのです。

ひとたび習慣になってしまえば、あとは簡単です。
気合いや根性も要りませんし、気分的にはいくらでも怠けられます。

もし「続けること」を目標にしていたら、
いつまでも精神力に頼らなければいけません。

なまけものが物事を継続していくには、
習慣化こそがポイントなのです。

☆継続ではなく、習慣化を目標にする


~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~

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