夏の怖い話

暑い夏らしく…。

フィリピン滞在時、夜、クルマで帰る途中、真っ暗なところを通ると、タガログ語と英語でピーナたちに怖い話をしてあげたもんだ。フィリピンでは、胎児を食べる“アスワン”という怪物が信じられてるから面白い。キャーキャー言う彼女たちに癒されたものだった。

真夏の怖い話は大好きだ。若い頃、よく稲川淳二さんのトークライブにも行った。でも、それはあくまでエンターテインメントとして。

心霊の類いは、大脳生理学と心理学、精神医学でほぼ説明がつくと思う。ほとんどが個人の体験主義で霊の証明なんてできてないし。なぜ霊が人を怖がらせるのか、明るい昼間に出て来ないのか、正面から出てこないで、こそこそ隠れるように出るのかもわからんし。宜保愛子でも池田貴族でも丹波哲郎でも、なんで我々の前に堂々と出てこないのか?

俺自身もこれまで不思議な体験は数回ある。学生時代でも、フィリピンでも、入院時も。それはちゃんと調べることが可能であれば、多分、ストレスや思い込み、特殊心理、共時性など、統失のような心理的混乱が起こったとか、説明がつくと思うし、過去の体験は尾ひれがついたりするもんだ。

霊なんてものより、実際の人の方がホントに怖い。精神の均衡なんて、あっという間に崩れるし。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。