「ユング名言集」
分析心理学者ユングの名言集というよりも、数多くの著作から示唆に富むセンテンス等を集めたもの。
小難しい学術的な文が中心で、あまり面白くはなかったが…。
同じ民族や種族など、人類に共通して伝えられるという“集合的無意識”を唱えたユングだけど、そもそも無意識なのに、どうやって意識して、認識するのだろう?どうやって証明するのだろうか?
ぼんやりと、人は時代の雰囲気に抗って生きるのは難しかろうなぁ、とは思うけど。
特に、今だったら、いろいろと不安・不満が大きくて、将来に希望を繋げなくて、少子化が進んでるとか、いつまでも景気が悪いとか、市民同士がギスギスしてたり、カルトに走る者が多かったり。
ユングも、「あらゆる文化は自己意識が拡大されることだ」と言っておるし。
予想できることが多かったけど、「孤独は私の一生を真に生き甲斐のあるものにしてくれる救いの源泉である」とココにも孤独賛美が。
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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。