ゴミを溜め込む

下でドン、ドンと響くような音がしたので降りると、バアさんがサッシと縁の部分で尻餅をついてる。
「いや…探してたら転んで…」。

先日、弟と、溜め込んでた様々なモノを全部捨てるために、とりあえず庭に出して並べていたのだが、どうやら、もったいないとまた持ち込もうとしたらしい。ったく。

まだ使うならわかるが、もう絶対に使わないどころか溜め込んでることも忘れてるくせに。

ここで転んで中途半端にケガでもされたら、また厄介なことになる。

親父の遺品も徐々に整理してるが、もう無駄なものがわんさか。

使う下着だけでもデッカい指定のゴミ袋がパンパンになるくらいだから。

例えば、ハサミだけでも十個は出てくる。多分、あることを忘れて買ってたのだろうけど、そういう貧乏性な小市民的性格の2人の遺伝子を受け継いでると思えば、どうしても自分を否定してしまう。

期限の切れた免許証も全部取ってあった。親父のガキの頃の写真、初めて見たよ。スゲェなぁ。

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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。