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アツアツ、ほくほく「ソーセージとミックス豆のキャセロール」(オーストラリア)
なんで、豆ってこうも美味しいんでしょうね?
子供の頃はミックスベジタブルのグリーンピースが嫌いで、大人になってからは某国のなんだかシャバシャバな豆の水煮に薄いトーストの朝ごはんにゲンナリしてたはずなのに、気づいたら豆の缶詰を使った料理が大好きで。これ、単に安いってだけじゃなくて、いろんな味をまとえる包容力と舌で感じる質感の違いが楽しいんじゃないかな、と。
そんなわけで今回使ったのはミックス豆の缶詰。白いんげんのほこほこも、ひよこ豆のコリっとした感じも楽しめて、さらに赤いんげんが見た目もすてきです。
そして豆は高たんぱくで食物繊維が豊富。ソーセージ、豆、野菜でエネルギー源をしっかりと確保しつつ心血管の健康もサポートできる、バランスが取れたメインディッシュをお試しください。
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「ソーセージとミックス豆のキャセロール」の材料
ミックス豆の缶・・・1つ(豆の缶ならなんでも)
ソーセージ・・・食べ応えのあるやつを適当に。我が家は3人家族なので3本用意
ニンジン・・・1/2本
タマネギ・・・1/2個
ニンニク・・・1片
プチトマト・・・6個くらい
パン粉・・・10グラム
イタリアンパセリ・・・適量(今回はお安かったチャービルで代用)
白ワイン・・・15 ml
ローレル・・・1枚
オリーブオイル、塩コショウ、ハーブソルトがあればなおよし
「ソーセージとミックス豆のキャセロール」の作り方
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まずは下準備から。オーブンを200度で予熱します。タマネギとニンニクはみじん切り、ニンジンは厚さ1センチくらいのいちょう切り。ソーセージは今回半分に切りましたが、お好みでまるっとそのままでも。パセリもみじん切り。水煮缶は中身をざるに空けて軽く水洗いし、水気を切ります。
トッピングのパン粉の準備を。小さなボウルにパン粉と刻んだパセリとオリーブオイルひと回し、塩を少々で混ぜ合わせておきます。
フライパンを熱し、オリーブオイルを少々敷いてソーセージに焼き色を付けます。転がして炒める、というより、じっと焼き色を付けて、少し転がしてまた焼いて、という感じ。
ソーセージを一旦取り出したら、そのフライパンにまたオリーブオイル少々をつぎ足します。タマネギ、ニンニク、ニンジンを入れて弱めの中火で焦げないように気を付けながら、タマネギが透明にあるまで炒めます。
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5. トマトソースをカレースプーン1杯くらい入れ、ハーブソルトを振り、ローレルも入れてもう少し炒めます。
6. 白ワインを振り入れ1分ほど炒めながらフライパンの底についたうま味をこそぎ落します。
7. ソーセージを戻し入れ、水気を切った豆を入れ、軽く胡椒をします。豆がうっすら被るくらいまで水を入れ、コンソメの素を適量溶かします。スープが沸騰するまで加熱し、一旦火を消します。
8. 耐熱容器にフライパンの中身を入れます。プチトマトをソーセージの隙間に押し込みます。さらにソーセージとプチトマトの隙間に①で作ったパン粉のトッピングを埋めるようにのせていきます。
9. オーブンに入れて30分ほど加熱します。その後、温度を上げてさらに3分加熱します(パン粉が焼けていなかった場合)
10. オーブンから取り出し、15分ほど休ませます。この間に豆のトロッと感が増して一体感が生まれます。なので、結構大事。満を持して、召し上がれ!
参考にしたレシピはこちら!
【本家レシピからの変更点】
・今回、難関だったのは材料の”speck”。スペックって何だろう?と思って調べたところ、豚肉にスパイスを擦り付けて熟成させた保存用の肉とのこと。ベーコンとかハムっぽいのかな。燻製はしないのかな。動画を見た感じでは、豚ばら肉の生ハム風でした。で、これを最初に炒めて脂をたっぷり出してから、ソーセージを炒めると。
でも、そんなものは近所に売ってないし、何よりそこまで脂を求めてないのでね…省略しました。ソーセージを油で炒めただけでも、十分おいしいっしょ。
・本家はタイムやローズマリーのフレッシュな枝を使っていますが、ハーブソルトで代用しました。それを踏まえて、その後の塩コショウをコショウだけにしています。
オーストラリアの有名料理研究家のレシピを、ご近所で買える食材、調味料で。Dig in!