脱ステ前後の変化ーお金に対する考え方ー
脱ステする前と後で私自身かなり変わりました。もちろん肌だけでなく。
脱ステ前の私
もともと健康に興味があった私。小学生の頃から指圧の本を愛読していました。母が病気がちだったせいもあるかもしれません。
食べ物に気を付けたり、身体にいいと聞くと取り入れてみたり。
テレビで健康に関するプログラムがあると必ず観て、実行したり。
(いまはほとんど参考にしていないというか観ていない)
目新しいものに飛びつき、飽きてはやめ、また次に飛びつく。
健康になるって、近道になるような突飛なものはなく、もっと地味で地道なものかもといまは感じています。
そんな夢のような飛び道具はない、と。
脱ステを始めて変えたこと
食べ物や生活習慣、衣服や寝具など身に着けるもの、それらを洗う洗剤など変えていったものはたくさんありますが、それは追々綴るとして、今日はお金に対する考え方を書いてみます。
脱ステ前のお金に対する考え方
脱ステ前は「安いが正義!」といわんばかりに節約第一主義。
「オーガニックはお金に余裕がある人がするもの」または「おしゃれモデルがするもの」と本気で信じ、いかに食費を抑えるかが一番。
コンビニ弁当やファストフードは好きじゃないのであまり食べないけど、お菓子大好き!特にチョコは毎日たくさん食べていました。
パスタやうどんなどの麺類は食べないけど、パンも大好き。
学生時代はパン屋さんでバイトして、ウハウハでパンを食べる日々。
ちなみに、かなり前に遅延型アレルギー検査で、「パン酵母」や「小麦」にアレルギーが出てしまい、それまで週4、5日食べていたパンを週一に抑えたところ、長年治らなかった首のしつこいアトピーが消えました!
(こちらもまた機会があれば、書いてみます)
それ以来、なるべく控えてたけど、おいしいパン屋さんってどうして次々できるのでしょう?なかなか誘惑には勝てませんでした。
脱ステ中のお金の不安
脱ステを始めて、一人で頑張るのは無理だと思った私は治療院に通います。
保険の効かない高い治療、でも背に腹は代えられないと毎週通院。
治療を始めてすぐテレワークになったので仕事は続けられたものの、症状がひどくなって、体力もなくなり、仕事もできなくなりました。
皮膚だし、生死にかかわる病気じゃないし、と最初は軽く考えていたけど、身体がだるくて起きられないんですよね。
それなのに、かゆくて眠れない。
貯金も少なく、治療費はかかる、食べ物にもできる範囲で気を遣う・・・頼れる人もなく、お金の不安は常にありました。
「いまは治すことに集中して、治ったらまた頑張って働けばいいや」
そう考えていたけど、いつまでたっても治らない症状、思うように動かない身体、連日のかゆみ、かゆみ、かゆみ、浸出液、不眠・・・。
脱ステの年数を調べると、3年~5年。人によってはそれ以上。
もともとのアトピーが軽かったのに、体中にだんだんとひろがり、吹き出る症状。
終わりの見えない状況は不安でしかなかったです。
脱ステ中に変わってきた考え方
脱ステで肌がボロボロだった頃は新型コロナ真っ最中。
頭皮もひどく、髪も抜け、頭の上半分は地肌が見えるほど。
やむをえず外出する際は帽子をかぶり、マスクをし、タートルネックかスカーフで首を隠し、長袖を着てても、そんなに変じゃなかったのは救いでした。
ただ耳もかさぶたがすごくて、隠せなかったのは恥ずかしかった。
少し体力(気力も)が戻ってきたら、在宅で仕事を始めました。
そのうち、段々とですが、「治ったら、また前みたいに働けばいいや」というのは違うなとわかってきた。
どちらかといえば私は何事もきっちりやりたいタイプ。多少の無理も利くし、残業も平気。病欠はしないし、身体は丈夫だと自負していた。
当たり前のように働いてきた状態。それが合ってなかったから身体が「NO!」のサインを出したのに、その声を無視していいのか?
いや、いかんでしょう。
なので、現在はもらえるお金は少ないけど、自分に甘々で働いています。
病気になって治療費を払うより、病気にならないようにお金を使いたい。
無理をさせてたとも気づけなかった身体の状態に気づかせてもらえたことは本当に感謝。
とはいえ、いまでもつい人と比べたり、常識みたいなものを引っぱり出して頑張ってしまいそうになる私。
もっと身体の声に耳を澄ませなさい、とときどき言い聞かせています。
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