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11ぴきのねこのまちで12ひきのねこに会えたよ。後編

青森県三戸郡三戸町に日帰りドライブ旅のつづきです。

後編は松宗菓子店とお別れ、そして町歩き。EOS Kiss M10で撮影した写真をメインに、紹介していきます。

松宗菓子店とお別れ

松宗菓子店、11ぴきのねこと馬場のぼるさんへの愛に溢れたお店でした。

11ぴきのねこ陶器の鈴
お客さんの手作り
グッズも飾ってありました
訪れる方が持ってきてくださるんだとか
ぜんぶ連れて帰りたかったなぁ

このあとお昼ご飯の予定でしたが
帰りがけに奥さまから、こんなものをいただきました。

おさんぽマップ 表紙もかわいい

11ぴきのねこのまち さんのへ おさんぽマップ
三戸町役場が作成しているもののようです。

ろくに下調べせずに、半ば勢いで来てしまったので何より準備不足。ありがたい。

「お店出てちょっと行くと、ねこがいるから見てってね。迷ったら電話してね。すぐ行くから!」

どこまでも優しい奥さま。
(ありがとうございました!)

寂しいけどお別れです。
松宗菓子店、また来よう。

二日町ポケットパーク

というわけで、お昼ご飯前にちょっとお散歩。
教えてもらった公園に向かいます。

松宗菓子店から少し歩くと、ありました。二日町ポケットパーク!新たなねこに会えました。

「11ぴきのねことぶた」に登場する見上げるねこ
冬はイルミネーションもされるんだって
「ぶどう畑のアオさん」のマンホール

ポケットパーク内にある素敵なマンホール。

馬場のぼるさんの遺作「ぶどう畑のアオさん」の1ページで、絵本の雰囲気を忠実に再現しています。(天気が良くて色飛びしてしまった…)

車に踏まれて汚れたりしないようにと、公園内に設置されたそう。

公園内のベンチ

ベンチ、かわいすぎませんか…!!
写真撮ることに夢中で座るの忘れてた…
(って今気づいた)

看板もねこ

腹ごしらえ

さて、そろそろお腹がすいてきました。お待ちかねのお昼ご飯です。お店はこちら。

歴史を感じる佇まい
メニュー表もレトロ

和洋レストラン みうら
食事も、旅の楽しみのひとつですよね~

アパッチライス

事前調査で「アパッチライスが美味しい」という口コミを発見したので注文。アパッチライスの「アパッチ」ってどういう意味?って思いましたよね。もれなく私も思いました。

調べてみると、

アパッチとは、アメリカ先住民の一部族。アサバスカン諸族のうち、アリゾナ州・ニューメキシコ州からテキサス州にかけて住む諸族の総称。

コトバンク より

とのこと…。

アパッチライスは、ドライカレー+カレー+ハンバーグ+目玉焼 サラダ添えです。ジャンキーな組み合わせから、アメリカを連想した?のかな…?
(違うか)

お店の人に聞けばよかった~

実物は、写真以上にボリューム満天です。そもそもお皿が大きくて。A4ノートくらいありそう…

でも、ぜんぶ食べました!美味しかったです。

三戸町役場

たくさん食べたので歩きましょう。アパッチライスを消費せねば。

つぎは三戸町役場に向かいます。

こんなにかわいい町役場看板見たことない!

三戸町役場では、ねこがお出迎えしてくれました。

「11ぴきのねことあほうどり」に登場するお出迎えねこ

後ろに写っているのは、三戸町役場。
町役場もねこ、ねこ、ねこ・・ですね。

三戸町役場前バス停

三戸町役場からの次の目的地へ向かう途中、バス停にバスを待つねこがいました。

ふむふむ・・
お行儀よくバスを待つねこ

読書しながらバス待ちしてますね。
なんの本読んでるのかな?

お魚の本か~!
乗り過ごさないように、気をつけてね。

関根ふれあい公園

松宗菓子店の奥さまに、二日町ポケットパークともう1カ所、関根ふれあい公園もおすすめしていただいたので向かいます。

なんでも11ぴきのねこラッピングバスがあるそうで…。行ってみましょう。

休憩する鴨さんを見かけました

広い広い公園ですが、遠くから見ても分かる。
11ぴきのねこバス、見えてきましたよ…!

かわいい…!
左右で絵が違う
前も
後ろもねこ

とりあえず2周して。見逃さないようにね。
かわいい・・車内への期待も高まります。

★追記→記事を見返していて気がつきました~
ナンバー25-25(にゃごにゃご)ですね!!

かわいい!
ねこ、ねこ
絵本の紹介も
こっちにも、あっちにもねこ

つつ、つり革がかわいい…!
ねこと仲間たちがいっぱいでした。

11ぴきのねこラッピングバスは、今現在も町の広告バスとして走っているそう。走っているバスにも乗ってみたかったな。

関根ふれあい公園に展示してあるのは、役目を引退した初代バスです。もう1台、三戸町立図書館にも展示されています。(色違いでピンク色)

馬場のぼるさんの絵本を楽しめるように
車内には図書コーナーもありました。

図書コーナー

そして関根ふれあい公園内にも、ねこ。

「アオさんとねこ」

葡萄をほおばるねこと、笑顔で見つめる馬のアオさん。にこにこ、うれしそうです。


夕方までに戻らなければならず、ねこめぐりはここまで…それでも6ぴきのねこたちに会えました

あと5ひき「たいやきねこ」や「とんぼねこ」もいるみたい。「とらねこたいしょう」にも会いたかったなぁ。

また次回のお楽しみ、にします!

三戸大神宮

旅も大詰め。三戸大神宮にお参りして帰ります。

長い階段をのぼると、木々に囲まれた静かな神社が見えてきました。「東北のお伊勢様」のひとつ、三戸大神宮です。

三戸大神宮の社殿は万治元年(1658)に町内有志によって建立された神社。参拝客の増加に伴って、元禄元年(1688)に南部家の家臣の屋敷を奉納し建立された歴史ある建物です。

参拝時は貸し切りでした。平日ということもあり静か。ゆったりと参拝させていただきました。

12ひきめのねこ現る…!

さてと。帰るとするかぁ。
来た道を戻りはじめると、向こう側から猫が…

顔を見るなり
にゃーにゃーにゃー!

めちゃくちゃしゃべりながら走ってくる猫ちゃん。それはもう「遅かったじゃん!」「ずっと待ってたんだけどー!」みたいな勢い。笑

足もとまできて、すぐにこれです。

ごろん

猫好きってバレたんかな…?
カメラの明るさとか、調節する間もなかったよ。

なでて~

11ぴきのねこに会いに来て、猫ちゃんに巡りあえるとは!

最近は野良猫ちゃんにもあまり会わないから、ちょっと不思議な気持ちです。

なつっこくて、かわいい。ぐるぐるぐる・・ずっとノドを鳴らしてて。人通りが多い地域ではないから、寂しかったのかなぁ。

首輪はなくて、痩せ気味で、目ヤニもひどくって
ちょっと泣けてきました。

がんばって生きてるんだね。

たまにこうして野良猫ちゃんに会うと「カバンにおやつ入れとけば良かった…!」って思います。

また忘れていたよ。ごめんね。
つぎは持ってくるね。だから元気でいてね。
(帰ってすぐカバンに入れました)

落ち着いたら、かわいいお顔も撮らせてくれました。

眠そうね
ふぁ~~

優しい人からご飯をもらえますように。
どうか事故にあいませんように。

三戸大神宮の神さま、お願いします…!

ばいばい。またね。

最後まで見送ってくれました。
ありがとう。また来るね。

旅のおわりに

たった数時間の旅でしたが、心もお腹も満たされて充実した旅になりました。

もともと旅好きですが、いろいろ計画をたててから旅することが多かったんです。予定を1つ1つ消化していくようなイメージで。今までは。

最近は絶対行きたい場所と、食べたいものさえ決めてしまえば、あとは行き当たりばったり感も少し楽しめるようになりました。
(でも泊りの旅でホテルを予約しない、とかはムリです。笑)

今回もそんな感じで出発したから、ねこの銅像があったり、「11ぴきのねこのまち」として三戸町がこんなに取り組まれているとは知らなくて。

人が優しくて、かわいくて、ステキな場所だったから。この記事が少しでも多くの人に知ってもらうキッカケになればいいな。

11ぴきのねこのまち さんのへ

🌟長い長い記事、最後まで読んでくださってありがとうございました🌟

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ともこ@猫と旅を愛するライター
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