怪我の功名（財布忘れて新規開拓）

ジムが休みなので、近くの温泉に行ってゆっくり過ごそうと家を出て、道すがらペットボトルのコーヒーを買おうしたら財布がない！
財布がなくてもアプリ連携の回数券があるから、お風呂には入れるけども、今日はご飯も食べる予定だったのでPayPayが使えるか調べてみたら、クレジットカードしか使えないとのこと。
ほぼ目の前まで着いていたのに、泣く泣くおうちに帰ってきた。
だって、ものすごくお腹が空いていたんだもの。
こんなに腹ペコでゆっくり温泉になんて浸かっていられない。
財布が無くても携帯があれば、結構なんとかなるものだけど、PayPayが使えないところではどうにもならない。

片道20分くらいかかるところを、ただ行って帰ってきただけになってしまったので、地味にショックを受けつつ、鶏胸肉を焼いて食べた。
もう一度あそこまで行くのはめんどうすぎる。
でもお風呂には入りたい。
今日はもっと近くの公的な施設でもいいかな。と思い、検索してみたけど、そこはちょっとな。。。という感じだったので、すごく近いけど、古いのに高いから1度も行ったことがなかった温泉を調べてみたら、夜料金なるものが始まっていた。
21時からなら880円。
まあそれなら、1度くらい行ってみたかったしいいかな。と思って行ってみた。

結構広くて、古いけどちゃんと掃除されている。
でもでも、ロッカーの中がなんだか汚い。
イソジンの飛沫？のようなものが付着している。
最初は錆だと思って、どのロッカーの中もそうなんだろうと思ったんだけど、ハンガーもなんだかベタついているし、ちょっと嫌な感じ。
ロッカーはすごくたくさんあって広いのに、ほんの少しのお客さんが渡されるロッカーの番号がすごく近くでめんどくさい。

お風呂に入ってから、フロントに戻ってロッカー替えてもらえばよかったな。とか、なんかここハズレだったな。とか、残念に思っていた。
お風呂自体は5個くらいあって、露天もあって、ドライサウナに塩サウナもあった。
塩サウナひさしぶりだな！ってちょっとうれしくなって、じんわり汗をかいてスッキリして、お湯に浸かってるうちに、
「めちゃめちゃ空いてるし、水風呂もあるし、お風呂の温度も高くないし、なんかここいいかも！」
ってふうに変わってきた。
慣れると、きれいな今風の温泉とは違うけど、昭和漂う古ーい感じもまた悪くない。逆に新鮮な気もする。
ロッカーだけは嫌だったけど、次来た時は替えてもらうか、気になったら中を自分で拭けばいい。アルコールスプレーもあったし。
近所っていうのがまた、ポイント高いんだよねえ。お風呂だもの。

ということで、財布を忘れたおかげで、新たなお風呂が発掘できて、ちょっと楽しかったのであった。