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読書記録7 『察しない男説明しない女』

2022年、どんな本を何冊くらい読むのか、
(漫画や絵本も含めて)記録してみる。

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7冊目は
『察しない男説明しない女』 五百田達成 著

鈍感で察しが悪くて、理屈っぽくて
縦の関係が大好きで、なめられたくないのが、男。
よく気がまわり、感情的で、感覚的で、
言わなくてもわかってほしいのが、女。

『察しない男説明しない女』 五百田達成 著

あぁ〜わかる、わかる、その感じ。
と思って読み始めた。

『女性はもともと家庭を営む性なので…
   男性は狩りをせる性なので…』

っていつの話?と思わず発行日を確認。
   
今から8年前…2014年。

確かにここ数年で世の中の動きは大分変わった。
SDGsに取り組むようになり、多様性の時代が到来。
身体的な男女差こそあれ、家庭や職場での役割の
男女差は当時よりは狭まっていると思う。

育児休暇を取って子育てに関わっている男性は
子どもや家族の健康状態を観察しているから、
察して・気付いて・声掛けをしているだろうし、
バリバリ働き、会議に出たり講師をしたりして
いる女性は論理や数字を使った説明もうまい。

読み進めるにつれ、男性はこう、女性はこう、と
決めつけるのは無理があるように感じてきた。

【仲直りのページ】
我が家には当てはまっていたので苦笑い。

『男はプライドを大切にする生き物だから』

ケンカをしても「あやまったら負け」などと
つまらないことを考えて、なかなか謝ることが
できません。 

『察しない男説明しない女』 五百田達成 著

『女はプライドなどどうでもいいと思っているので
すぐに謝れるが』

相手に落ち度がある場合、謝られてもなかなか
水に流すことかできません。記憶力がいいせいで
いつまでも引きずってしまうのです。

『察しない男説明しない女』 五百田達成 著

プライドの問題というより、現実的に長引くと
日々の生活に支障が出るから謝ってしまう、
と言った方がしっくりくる。
冷戦期間ののち、いろいろ面倒臭くなって
歩み寄るのはいつも私の方からだから。

でも
『記憶力がいいせいでいつまでも引きずってしまう』
のは人によるじゃないかなぁ?
腹が立ったことをしつこいほどに覚えていて、
何度も口にするのは我が家の場合は夫の方だし。
私は済んだことは忘れたいので蒸し返して話すのは
好きじゃない。
イライラを再現させてどうするつもりなのかと
いつも思う。


『女性はおしゃべりが好き』
っていうのも性格や血筋や環境の影響があると思う。
絶対そうと断言したい。

男女の対比的な本なので、わかりやすい男女差を書いて
それに基づいた対処法へと導いているので、
あてはまる人にはいいアドバイス本。
(今の若者世代には当てはまらないと思う)

この本の最初にコミュニケーションタイプの
チェックシートがついているので、
まずは自分が男タイプか女タイプか診断して
ところどころ文面の「男は」「女は」のところを
「男タイプは」「女タイプは」に入れ替えて読み
進めるのがオススメ。

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