心を壊したあとの話
こんばんは。
久しぶりのnoteですが、今日は自分の心について書いていきたい。
私は今、障害者雇用での就職活動をしている。
21歳で発達障害、23歳で社交不安障害と診断され、障害のない人と同じように働くことは難しくなったからだ。
不安障害になったのは、今から2年前の6月。
当時勤めていた会社が経営不振になり、退職することになった。
今まで、自分なりにやり切ってきた中での退職は自分の中で消化できるものでもなかったし、利用者さんやその家族との関係性も築けてきた矢先の出来事だった。
その頃から、自分の魂が抜けるような気がして、何をするにもやる気が起きなかった。
就職活動してもやる気が起きず、重度のうつ状態に陥った。主治医から処方される不安薬を飲んでも効かなかったし、生きていることすら嫌気が差した。
今まで一生懸命やってきたことが報われなかったという気持ちが重くのしかかった。
それから人との関わりを避けたり、自分から会話することも無くなった。
家族も毎日のように「働け」としか言わず、家族に対しても不信感が高まった。
周りは前を向くようにとしか言わないけど、私にはとてもじゃないけど、前を向くことは出来なかった。
一生懸命頑張っても報われない、自分がいくら努力しても認めて貰えない。
そんな気持ちで溢れていたし、半年間誰とも関わらずに家に引きこもったことで、私の心は完全に壊れてしまった。
その後、就職したが、体調は優れず休みがちになったりしていたし、何をするにもしんどかった日々が続いていた。
そして23歳の秋、転院先の今の主治医から「社交不安障害」と診断された。
完全に心を壊した自分は、人並みに働くことすら出来なくなっていた。自分の限界を超えてしまい、何も感情が湧かなくなっていた。
前職を退職してから、知人のすすめで就労移行支援を利用することにした。
スタッフさんはとても親身になって相談に乗ってくれたり、時には励ましてくれた。
精神を壊した自分にとって、まぶしい存在でもあった。
いつか私も、スタッフさんのように一人一人の強みを引き出せる支援員になりたい。
ひきこもりや不登校、いじめなど心の傷を負ったりしてきた経験や社会に出てから苦労した経験を生かして、あの時の自分と同じように辛い思いしている人をサポートしたい。
それが今でなくても、将来どこかで出来たらいいなと思います。
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