現実を最短で動かすのはお金ではない
どうもニジルです。
今回は、手段とプロセスというテーマで
お金を切り口にお話していきます。
お金は好きですか?
突然ですがあなたはお金が好きですか?
自分は好きです☆
では、1㎜の違いもない
寸分たがわぬ渋沢栄一の自画像のある
「1万円札そのもの」は好きですか?
この切り口で行くと、あなたも
そして自分も答えはおそらく「NO」
だと思います。
偽造紙幣防止のために
わざわざやらなくてもいい新紙幣発行しましたよね?
やらなくていいというのは、だれの仕事にもならない
ほとんど意味をなさない仕事という意味です
お金の向こう研究所代表・社会的金融教育家
田内学さんもそのような趣旨でお話をされていました。
話を戻して、1万円札の札束を
たくさん抱えて眺めて、一日中家で過ごす
これが人生の目的ではないと思います。
では、そのお金を使って
秋冬の新作の服が欲しい
美味しいごはんが食べたい
新築の家に住みたい
綺麗な新車が欲しい
子どもの学費に使いたい
家族で国内旅行・海外旅行に行きたい
これをしたいですか?と聞かれたら
おそらく「YES」だと思います。
つまるところ、お金を使うのが好きという
ことが言えそうです。
お金を使うことが好き
ニジルも浪費は好まないですが
美味しいごはんを食べたり
旅行したり、出かけたりするのは好きです。
他の記事でも書いたのですが、
それを自分は一人ですることよりも
家族と一緒の方がより楽しいと感じています。
もちろん状況によっては
一人時間を大切にしたいときもあります。
そんな時はゆっくりカフェでくつろいで
本を読んだり、音声で勉強したりが至福です。
本を買うのも
カフェでお茶するのも
お金を使うことに変わりはありません。
では1週間ずーっとカフェにいたいか
旅行をずっとしていたいか
答えは自分は「NO」です。
サラリーマン時代ずっとやりたかったことの
一つに、朝モーニングを食べながらのんびり
時間を過ごしてみる
というものがあったのですが
独立して初期のころ
コメダ、星野珈琲、ロイホをローテーションして
週4とか入り浸ったことがありました。
凝り性ではありますが、数か月もたてば
飽きてきます。
ではここで一つ疑問が生まれます。
はたしてコーヒーや読書が嫌いになったか
カフェが嫌いになったのか?
今でもどっちも好きに変わりはないです。
では何に飽きたのか?
あるいはお金を使うことにどんな変化が起きたのか
お金を使う事自体も好きなわけではない
ちょっと矛盾する表現ですが
お金を使うことは好きであっても
それ自体がゴールではない
そんな体感を得ました。
じゃあ、なぜお金を使って消費活動が続くのか
そのヒントは先程書いた
自分一人より家族と過ごすときがもっと楽しい
結論
この楽しさをより感じたい
大きく感じれるのは家族との時間
そう、
お金を使った奥にある
感情を感じたいのがゴール
作家のさとうみつろうさんの言葉を
借りるなら、幸せ物質のオキシトシン
セロトニンといった感情
表現を変えるなら、
「安心感」を感じたい、これに尽きる
このプロセス・手段として
お金が存在して、それを使うという行為が存在する
ではここでもう一つの問題提起
お金を使うプロセスはショートカット?
最短の道なのか?
どこかお出かけするとき
目的地にはなるべく早くいきたいと思うのが
人情です、知らんけどですが、笑
改めて目的地・ゴールは何ですか?
「安心感を感じたい」
であればそこに
ショートカットしてたどり着きたい
例えばカフェでコーヒーとパンケーキを食べて
ほっと一息ついてリラックスしたい(安心感)
リラックスする方法は、カフェに行く以外
ないのでしょうか?
お金を稼いで、カフェに支払う以外の方法は
他にないのでしょうか?
おそらくすでに目の前にあります。
それは意図したもの以外かもしれませんが
そこに現れたものに
文句をつけてはもったいないです
せっかく最高のリラックスがかなうものなのに
「星野珈琲でパンケーキを食べながらコーヒー飲まないといや」
という細かな条件設定をしてしまっては
本当のゴールの感情を味わうことはできません。
やってきたプロセスを楽しむ
最近のニジルのテーマでもあるのですが
達成したい感情に向かうプロセスを楽しむ
ひすいこたろうさんのショート動画で
ロールスロイスに乗りたい男性の話がありました。
ロールスロイスに乗らないとという
条件設定とは少しニュアンスが違うのですが
その方は心底その車が好き
いつかロールスロイスに乗るという夢を
持って、設定して
ここからはアメリカっぽいですが
その方は車を買うお金はないので
実際に車を所有している人に
声をかけて、
「お金は要らないので洗車させてください」
と申し出たそうです。
実際自分の車が手に入ったかのような「幸福感」
洗車しているとき、大好きな車といれる「幸福感」
とっても幸せな時間だったのでしょうね☆
洗車代はいらないと言ったのに、
好きでしている洗車の仕事ぶりは
当然車をピカピカにします。
歓んだお金持ちのひとはチップをはずみます
それだけでなく、口コミで他の人も紹介してくれたそう。
結果的にもらったチップ代で
その男性はロールスロイスが買えたそうです。
逆説的かもしれないですが
好きで好きで仕方ないことが
最終的なゴールである「幸福感・安心感」をもたらしてくれた
お話でした
お金持ちの人にお願いするという
行動を起こした勇気は必要だったと思いますが
あとは面白いようにプロセスが進んで
そこに迷いや悩みはなかったように感じます。
ストーリーから学んだこと
プロセスを楽しむということもそうですが
お金がないと、手元にないと
その幸福感は感じられない、
達成できないは完全な固定概念だ
ということです。
ロールスロイスの購入は
動くマンションクラスと言われるくらい
多額のお金が必要です
多くの場合、目標を立てるとき
ロールスロイスを買うがゴールになってしまいます。
買うためにはビジネスを躍起にならないといけない
節約をしないといけない
やりたくないことも、時間もたくさん費やして
イメージとしてはいばらの道です
でも先程のストーリーでみると
車を所有するまでのプロセスは
喜びと楽しさに満ちていたはずです。
そして最短・ショートカットです。
そして見栄で所有したいわけではなく
純粋に好きというのもいいなと感じました。
見栄で車が欲しい場合、その優越感を感じるために
人生の大切な時間を費やすのは少々もったいない気がします
まとめ
我々の最終ゴールは「安心感・幸福感」を感じたい
その過程でお金を使うという行為も含まれるが
必ずしもお金をかけないと達成できないではない
やってくるプロセス
あるいは設定するプロセスは
たとえお金をもらわないでも好きにやっている
(結果として他の人の喜びにつながっている)
どんな形で現実が変化していくかは
分かりませんが、大丈夫、叶うと
楽しさ、安心、幸福感の感情を先取りする
これを心掛けるだけで
だいぶ変わってくると体感しています。
ニジルも新しいことが始まる時は
ついつい緊張、心配が募りますが
あえて楽しむ
愉しむ方向に変えていく
心がけていきたいです。
本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
現実動かす最短ルートのお話でした。
ニジル
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