適度な距離感で。
先日、久しぶりにママ友さんに会ったら激痩せしていて驚いた。
もちろん、育児も大変だと思うのだが、義母と同居なのもあり、疲れているそうで。
友人の義母は、友人と本当の娘のように係りたいらしく、それが重たいのだとか。
話の内容としては、
娘のバギーは、義母が選んで、義母が買ってくれた。
今日の友人の洋服(上下)は義母が買ってくれた。
コロナで怖いから、福島の実家に帰省したいと言ったら怒られた。(嫁に入ったのだから、苦難は共にするものだという考えらしい。)
側から聞くと、色々可愛くて仕方ないのだなぁと思う反面、ちょっと疲れてしまいそうだな、と思った。
義母もかなり近い距離感でくるので、いつのまにかタメ口だし、言いたいことも言っていると言っていた。
なんだ、仲良しじゃん。
と、思ったけど、友人にしては、結婚前の距離感が良かったらしい。
それはそうだ。
私でいうと、自分の母親が今、マックス距離間がちかいので似たような心境だろうなと察する。
仲の良さとか居心地の良さって適度な距離感な気がしている。
アドラー心理学でいうところの課題の分離というところだろうか。
相手の課題にまで関与しないというもの。
自分と相手はあくまで別の存在で、相手が抱えている課題を横取りしてはいけないということだ。
距離間が近いということは、自分と相手の境界線が曖昧になってきていて、相手の課題が気になって仕方がないということなのかなと考えている。
ただ、人は、今までと同じ距離感を保とうとする習性があるようで、近づいた分、相手が離れるという行動をとるよう。
そうすると余計に近づきたくなる。また逃げる。
負の循環…
じゃあどうしたらいいのー?という感じだけど、
感情を挟まず、事実を見る。自分が不快である内容なら事実を伝える。
はっきり言う。
関わらない。
できる事と言えばこんな感じなんだと思う。
相手が義母だと大変だ。
ふと、会話の中で「距離感大事だよね〜」っと言ったら激しく同意していたから、的を射ていたのかな。
まだ愚痴程度だったから、相談になったらこの話をしてみよう。
話しながら、義母からLINEがきたようで、
「18時までにここにきて」というメッセージと場所の写真。
無理難題だ。
友人は困りながらもGoogleで探していた。
探すのを手伝い、何とか場所もわかった。
友人を見送りながら、本当に適度な距離感って大事だな〜と思いながら背中を見送った。