へいわをつくるひと。
あらきあゆみさん。
アーユルヴェーダや陰陽五行のヨガのプロセスを大事にしてセラピストとして活動している彼女は、壱岐島で、”島とつむぐリトリート”を開催している。
リトリートのアーユルヴェーダ食をつくることで彼女とチームを組ませてもらっています。
そして、日々の暮らしの中で、調和のもとに生きるヒントを彼女からもらっています。
あゆみちゃんと、満月の夜に散歩し、小島湾で、雲でみえかくれする月をみながら瞑想をいっしょにさせてもらった。
そのときの言葉たち
やさしく、自分自身の呼吸を感じながら、慈悲の瞑想を行って行きます。
目を閉じます。
○まずは、自分自身に慈悲を送ります。今日も一日私が幸せでありますように。
私の内側にある悲しみや苦しみが癒やされていきますように。
○次に大切な人を思い浮かべます。今日も一日私の大切な人たちが幸せでありますように。
その人たちの内側にある悲しみや苦しみが癒やされていきますように。
○次に苦手だなぁと感じる人たちを思い浮かべます。(神経や筋肉、身体が敏感に反応したら無理に行わなくても良い)今日も1日わたしが苦手な人が幸せでありますように。
その人の内側にある、悲しみや苦しみが癒やされていきますように。
○そして直接的に関わりがない人たちに慈悲をおくります。(道でお店ですれ違う人、地球上で苦しみを抱えている人たちへ)
その人たちが今日も1日幸せでありますように。その人たちの内側にある苦しみや悲しみが癒やされていきますように。
○最後に生きとし生けるもの全てに慈悲を送ります。
植物、動物、自然、今ここに在る全ての命、生きとし生けるものが今日も1日幸せでありますように。
悲しみや苦しみが癒やされていきますように。
最後に深く息を吸って、ゆっくりと吐いて。
呼吸をとうして、地球の生命とひとつに繋がっている自分自身を味わっていきます。
では、ゆっくりと、目の間に光を入れていきましょう。
慈悲とは、原始仏教の考え方。
自分自身、自分の周りの人、自分と直接関わりがないひと、苦手だなと感じる人、そしてこの世の中の生きとし生けるもの全ての平和を祈る気持ちや行いのこと。
慈悲の瞑想は、自分と自分以外の者との境界線をなくすことで、自らの心の平穏を生み出す
(思い出す)という瞑想方法のひとつ。
慈悲の瞑想とはなにか、ふかくおもってみた。
自分に、日々に、実践していけるだろうか。
いつでも彼女はふかいふかいところで、すべてとつながって生きていること、その感覚を、
つかんだまま暮らしているんだと思う。地球と一緒に生きて生かされていることを。
それは、愛と安心をいつも、いま、すぐそばにあるものとして生きているということ。
知っていてその場所が自分だけでなく、みんなに平等に配られていること。
そしてそれを与えていてくれている存在に対しての嬉しさや感謝や、謙虚さを。
人知れず祈りながら、そして行動で、いつも祈りを生きている人だ。
彼女といっしょにいる時には、まるで草木といっしょに呼吸しているような、柔らかさがある。
フリーダイビングにも挑戦しているあゆみさん。
内側がいつもからだとともにあることをよくよく知っている彼女は、海にもぐっているとき、
確かに存在しながら、まるで海に、地球に溶け込んでいるように見えた。
人魚がいたらこんな感じ。笑 あゆみちゃんの潜水写真を見たとき、人間の身体はこんなに美しいのだと、そして自然に近づいていき、いっしょに呼吸をすることは、こんなにすばらしいのだと目があいた。
あゆみちゃんは、暮らしの中を、ぽわんとした、コジコジのような印象で、なんとなくそこにいて、笑ってくれている。
そのなんとなく笑ってる。状態から、しなやかにつよくぶれない。(たま~にプンプンしてます)
でも、リトリートで、アーユルヴェーダや、ヨガ、陰陽五行について、ゲストさんをアテンドするときの彼女は、コジコジのような天然な少女ではなく、ただはつらつと静かに迷いなく、自然や、真理や平和について語る偉大なガイドになる。
その不思議さがほんとに魅力的なひとだ。
調和の手本となるように彼女は、
いつでも両の手を合わせている。
潜水写真
by kumako
写真
by yu nakamura
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