デジタル保育の未来を見た 世界最大規模のスタートアップコンテスト決勝出場 ユニファ
コロナ禍で非接触のニーズが高まり、保育の現場へのITやデジタルの導入が加速しているそうです。
記事によると、数年まで保育にITを取り入れる施設は少数派だったが、コロナ禍で4〜5割に増えたのでは、ということ。
皆さんのお子さんが通われてる保育施設のIT化はどうですか?
新興勢、「デジタル保育」支援:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73138900S1A620C2FFT000/
デジタル保育のサービス内容としては、デジタル連絡帳、午睡見守りサービスに、写真販売のデジタル化、さらには昼寝中の子供の様子から体調不良を検知するサービスなど。
保育士さんの負担を心身ともに減らすサービス、素敵です。(お世話になってます)
記事を読み進めていくと、デジタル保育を先導するユニファさんが、世界最大規模のスタートアップコンテストとされる「エクストリーム・テック・チャレンジ(XTC)」で約3700社の中から勝ち抜き、決勝に残ったとのこと。
デジタル保育の必要性(背景)や、今後の展望など、子育て中の身としてはものすごく気になります。早速拝見してみました。
世界最大規模のスタートアップコンテスト ユニファプレゼン概要
プレゼンの動画はこちらです。また簡単ですが概要をまとめてみました。
【プレゼン概要】
■デジタル保育の背景
女性の社会進出は増える一方、保育士の離職率が高く(看護師の2倍だそう)、保育の担い手不足が社会課題となっている。
■課題解決に向けた施策
・保育のICT化で保育士の負担を軽減
センサーを利用した午睡見守りサービス
写真販売のデジタル化
デジタル連絡帳
→1施設あたり平均100時間の保育士の負担軽減に寄与!
■今後の展望
・デジタル化したことによって得られたビッグデータの活用
バイタルデータを健康管理などに活用
写真データをAI解析し、子供の興味関心を可視化
・アジア圏を主とした世界史進出(中国は現在保育の需要が高まっており、2019年から保育元年と言われているそう)
保育の未来を見た 子供の個性発達に沿ったサービスの提供
現在提供中のサービス内容については、今息子がお世話になっている保育園でも提供されているので、便利よねと思いながら見ていましたが、気になったのは今後の展望で語られていた「写真データをAI解析し、子供の興味関心を可視化する」というところ。
保護者向けに販売していた写真を、それだけではなく、保育の質に活かそうという発想がすごい!
「一歳だからこのおもちゃ」という画一的な判断ではなく、この子はこれに興味がありそうだ、という個々にあったソリューションが提供される未来。
早く息子が何に興味関心があるのか知りたいな、と思いました。
もちろんおうちで息子を観察していての気づきもあるのですが、やっぱり保育園という違った環境・またお友達に囲まれた時に見せる息子の表情もあるはず!
それではまた明日。