文字コミュニケーションのコツ -絵を描くように文章を書こう-
最近本業(SE)で夜勤が多く睡眠の質が低下。日中眠いです。
結果、生産性がとても下がってます。
今noteを書きながらも、書きたいことがまとまらずにため息をついているのですが、そんな生産性が低い私にとって今一番辛いのが「文章を読むこと」です。
普段は割と文章を読むことは得意なのですが、これまではスイスイ読んでいた文章が読めない。自分でもびっくりです。
そこで今日は睡眠不足から気づいた、文字コミュニケーションのコツについて綴ります。
睡眠不足で特に読めなくなった文章たち
冒頭で記載した通り、文章が読めません。
ただ全ての文章が読めなくなったわけではなく、
・文字だらけの手順書
・長い文章(メールなど)
・区切りのないnote
・改行の無いTwitter
が読めなくなりました。
たった140文字のTwitterも、ものによっては読めない…文字だらけの手順書なんて、最初の1ページで眠気が。
しかし長い文章でも、日経新聞の記事など見出しがついていて構成がわかりやすく、また図などで内容を補足している文章などはスッと読めるのが不思議。
それらを鑑みると、睡眠不足の私は「パッと見で理解しにくい」文章が特に読めなくなったようです。
なんというか、目に入ってきた瞬間に読む意欲が落ちてしまうんですよね。(そして読み切れない)
文章は絵を描くように表現しよう
ということで、「パッと見で理解しやすい」文章が読みたい私。
「理解しやすい文章」のポイントとしては、「文章をいかに視覚的に表現するか」だと思います。
文章を視覚的に?具体的に言うと
①枠を意識する →情報の全体量を意識。永遠に続くような長い文章はNG
②構成を意識する →伝えたいことを整理。それらに見出しをつけ視覚的にわかりやすくする
③余白を意識する →改行を入れ目に入る文章量を減らし、見やすさを向上!
といったところです。
キャンパスに絵を描くように、枠や構成、余白を意識してみてください。そうすることで見やすさが100倍変わります。
総じて大事なのは、情報量を減らすこと。
なんでもかんでも思ったことを書いてしまっては、余白がなく見にくい絵(文章)になってしまうので、伝えたいことを簡潔に伝えられるよう、整理し表現することが大事です。
定例会議の資料を改善してみた
と言うことで、今回の気づきをもとに定例会議の資料を改善してみました。
word2〜3枚くらいで作成していた資料をpptに変更し、さらに1枚に集約。(枠を意識)
また構成を意識したり情報を簡潔にまとめること(構成と余白)で、視覚的にスッキリした資料を作成することができました。
先日この改善した資料をもとに内部の定例会議を行ったのですが、参加者からは「パッと見で言いたいことが伝わってわかりやすい」と好評でした。
資料のおかげか、定例会議もいつもよりスムーズに終わり、嬉しい効果です。
終わりに
ついつい伝えたい気持ちが先走り、情報量の多い文章になりがちな文字コミュニケーション。
ただそんなアツイ気持ちは文章を読んだ人には伝わらないので、文章を書くときは、「書きたいことが書けているか?」よりも、「書きたいことが伝わるか?」と言う「他者の視点」を意識しましょう。
そしてその際は絵を描くように書いてみてください。
よりわかりやすく表現できるし、何よりも、楽しいです。
それではまた明日。
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