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近所の人に怒りが爆発!私の許せないスイッチは「甘える・頼る」だった

先週末、隣に住んでいる女性に対しイライラしていました。
シングルでひとり住まいの彼女。
以前、芝刈り機の使い方がわからないので、夫に手伝ってもらえないかと我が家を訪ねてきたことがありました。人の良い夫はもちろん手伝いにいき、彼女に感謝されて帰ってきました。

先日もまた訪ねてきて、今度は家具(ダイニングテーブルと椅子4脚)を買ったけれど、組み立てるのが大変なので手伝ってもらえないかと。
これを聞いた時、わたしのイライラが始まりました。

仕事で疲れていた夫は「はぁ」と少しため息をつきながらも、彼女の家を訪ねていきました。1時間たっても、2時間たっても帰って来ず、3時間過ぎようとした時に夫から電話が入り「思ったより組み立てるの大変だから、先にディナー食べてて」とのこと。
もう、わたしの怒りは大爆発!
帰ってきた夫は「大変だったよ。」と少し愚痴りながらも、決して彼女を責めることなく、疲れ切っていたのか夜8時には寝ていました。

わたしのイライラはどうにもおさまらず、どうやって自分と向き合おうかなぁと思った時に目についたのがこの本。

バイロン・ケイティさんの本「ザ・ワーク」
10年以上前に、ロンドンで行われたケイティさんのワークショップにも参加しました。4つの質問と置き換えで、短時間でも相手に深い気づきと劇的な変化をもたらす彼女にびっくりしたものです。

彼女のサイトでワークシートがダウンロードできるので、気になる人はぜひ試してみてくださいね。

https://thework.com/sites/nihongo/


それでは、サイトの中にある「ジャッジメント・ワークシート」を使ってワークしてみますね。

1、この状況において、誰に怒りを感じたり、混乱したり、悲しくなったり、失望しますか?それはなぜですか?

私は、隣人Aに対して怒っている。なぜなら、彼女は仕事で疲れている夫を3時間以上拘束したから。彼女のせいで土曜日の午後は夫と過ごせず台無しになった。

2、この状況において、あなたはその人にどのように変わってほしいですか?何をしてほしいですか?

・私は、彼女に夫を長時間、当然のように利用しないでほしい
・私は、彼女にもっと気を使ってほしい
・私は、彼女に夫を二度と利用してほしくない
・私は、彼女に周りを頼らず、自分でやってほしい
・私は、彼女に夫ではなく、自分のボーイフレンドを頼ってほしい

3、この状況において、あなたはその人にどのようなアドバイスをしますか?

・彼女は、夫を利用すべきではない
・彼女は、他人を頼るべきではない
・彼女は、私たちにもっと気を使うべきだ
・彼女は、私たちにもっと感謝すべきだ
・彼女は、自分で組み立てられないのなら、その家具を買うべきではない

4、この状況において、あなたが幸せになるために、その人は何を考えたり、言ったり、感じたり、行う必要がありますか?

・私は、彼女に夫を利用することをやめてもらう必要がある
・私は、彼女に自分のボーイフレンドを頼ってもらう必要がある
・私は、彼女に夫婦の時間を邪魔しないでもらう必要がある
・私は、彼女に自分のできないことを夫に押しつけるのをやめてもらう必要がある

5、この状況において、その人のことをどう思いますか?リストアップしてください。(心狭く、批判的に)

・彼女は、人に甘えている・頼っている
・彼女は、人に甘えて・頼って当然だと思っている
・彼女は、人を利用するのが当然だと思っている
・彼女は、ただで人を利用するのが当然だと思っている
・彼女は、気遣い・感謝が足りない

6、この状況に関して、二度と体験したくないことは、何ですか?

・私は二度と、彼女が夫を頼るのを見たくない
・私は二度と、彼女が夫を長時間拘束するのを見たくない
・私は二度と、彼女が私たち夫婦の時間を邪魔するのを見たくない


ここまでワークして気づいたことをシェアしますね。

文字にしてみると自分のことを客観的に見られる

今までイライラ・怒りの渦に巻き込まれていましたが、書くことでその渦から少し距離を置くことができました。例えると、書く前は洗濯機の中でぐるぐる回っている人でしたが、書いた後はぐるぐる回っている洗濯機を眺めている人。

ブラックな自分にもOKを出す

とは言え、ブラックな自分がさらされて、嫌な気分がしているのも事実。
これは私の中で、ブラックな自分=Xだから。
ブラックな自分もOKと、いったん自分を受け入れます。

自分のイライラや怒りと同時に、自分で自分を責めている

「隣人を助けないなんて、人としてどうよ?」
自分のイライラや怒りと同時に、こんな風に自分を責めていました。
これってけっこうしんどい状況ですよね。(自分、可愛そう)
自分責めは止められないかもしれないけれど、自分責めをしていることには気づいて欲しいなぁ。

許せないスイッチが入ると、私の妄想ストーリーが始まる

今回の許せないスイッチは「まわりに甘えたり、頼る人は許せない」
スイッチが入ったと同時に、私の妄想ストーリーがこんな風に始まります。

・彼女は夫を利用した
・彼女は気を使っていない
・彼女は感謝していない


ワークをする前は、私は正しいと100%信じていました。
(出た!正しい・まちがっている思考)
でもワークをした後は「私が考えていること・思っていることは本当なのか?」と少ーし疑問が出ています。笑

長くなってしまったので、4つの質問と置き換えのワーク結果は次回書きますね。自分的には衝撃な結果だったことだけ、先にお伝えしておきます!


オンラインお茶会 'Tell me more!' 受付中。
おかげさまで8月20日は満席。8月17日はまだお席のご用意ができます。



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