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『20歳の自分に受けさせたい文章講義』(古賀史健)

マーブルスクールへの参加をきめたところで、さっそく、課題図書『20歳の自分に受けさせたい文章講義』(古賀史健)を読みました。

独学でやってきた身としては、いや~、目次を見るだけで学びが!わくわくが!

ガイダンス その気持ちを「翻訳」しよう
1.文章は「リズム」で決まる
2.構成は「眼」で考える
3.読者の「椅子」に座る
4.原稿に「ハサミ」を入れる

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』目次より


さっそく、感想を書いていきたいと思います!

💡気づき

やっぱり、アウトプットする人=成長する人

耳タコレベルで聞いた話が、この本にも出てきました。
学びのために読書をする方は多いと思います。しかし、一番学べて、レベルアップできるのは、読書後に感想を書いたり、行動に移したりしたときではないでしょうか?

書き手が一番気づきを得られ、かつ、これは書き手の特権であると言い切る古賀さん。『アウトプット大全』の著者、樺沢先生もよくおっしゃっていますね。
自分の経験を振り返ってもそうで、提案やプレゼンをしたテーマについては、自信を持って語れます。

細部にこだわるとリアリティが出る

「あ~、文章“も”そうなのか」と声が出ました。というのも、ときめくマンガや映画、ドラマに出会ったときも、ほぼ100%、同じことを考えていたなと。
細部にだわるとリアリティが出る、というのは、あらゆる創作物に共通するコツなのですね。

確かに小学生のころは、「なに書こっかな…」と考えていた

古賀さんは「書くために考えるのではない。考えるために書くのだ」と主張します。
そりゃそーでしょ!とツッコミをいれた自分を、ふと、振り返ると……
確かに、小さい頃は、書くために考えていたなと思い出しました。

ではいつから、「考えるために書く」ようになったか?といえば、モーニングページに出会ってからでした。
もともと、24時間365日、内省がとまらず脳がクタクタだった私。紙に思考を書き出す、ただそれだけで、驚くほど楽に生活できるようになったんですね。

以来、「考えるために書く」は、私のなかで常識となったのです。
自分の変化・成長とは、振り返って初めてわかるものですね〜。

💡今後なにをしていくか

構成を考えて、のびしろのある文章にする

2章を読みながら、「構成って、ちゃんと考えていなかったな……」と反省しました。つれづれなるままに書いていたなあ……。
今後は、文章の偏りをなくし、のびしろを作り、自分の力を健全に疑っていこうと思います!

やり方は本の通りで、

執筆テーマをもとに、紙へキーワードを思いつくまま書いていく

キーワードの傾向を言い当てる

それ(=出てきた傾向)以外のことを書いていく

取り出しやすい場所に、紙とペンを置いておいたり、PCとセットにしておいたりするのが良さそうですね。

読者を意識して、文章の導入をつくる

文章の導入は、映画でいう予告編。つまり、受け手にとってとっても大事!

というわけで、文章の導入は、「1.インパクト優先型」「2.寸止め型」「3.Q&A型」どれかで書いていくことにします。最初に決めてもいいし、書きながら、「これに当てはまるかな?」とチェックしてもいいし、気分が乗るほうでやってみよう。


ターゲットを具体的にする

これ、知っているけどやっていないシリーズですね。ムムム。
確かに、たまたま、10年前の自分に向けた記事ができあがっていることはあります。しかしこれからは、意図して取り組んでいきたいなと!

もう1つの、「特定のあの人に向けて」という考え方も取り入れていこう。ターゲット「都内在住20代男性」ではなく、「東京の/中堅医療機器メーカーに勤める/営業職の男性/27歳/年収400万/地方の私大出身/地下鉄で通勤」くらい、解像度をあげていきたいと思います。

知ったかぶり、正論マンを卒業する

書きたいテーマについて、資料を読んだり話を聞いたりして学び、十分理解していこうと思います。100を理解して60書くのはともかく、60の理解で100書くのは、ほころびが必ず出る。古賀さんの考え方には、大変共感しました。(とはいえ、完璧主義には注意……!)

また、正しさだけのスマートすぎる文章ではなくて、「ムダ」をちゃんと書いていきたいです。そうして、何も知らない読者が楽しめる文章にしていこうと、決意あらたにできました。

文章の見た目を変える

書いて見返す、くらいはしていましたが、それ以外の推敲方法を取り入れていきたいですね。本で挙げられていた、「図解」や、「見た目を変える」など。
前者はグラレコや図解本などよく見かけるかと思いますが、後者のやり方をメモしておきますと…

1.文章を別のワープロソフトにコピペ
2.文章のフォントを変更
3.縦書き・横書きを変更。

こうすると、のちのち、修正が少なくて済むのだそうです。
「紙で出力して赤ペン修正」が、ふつうになっていたけれど、大胆に見た目を変えれば、PC上でも編集しやすいわけですね。

💡どんな書き手になりたいか?


そんなのわっかんないよ~~~~!
と、抽象的な問いにはすぐに白旗をあげたくなっちゃいます。

でも、古賀さんのおっしゃるように、文章を読んだときの「嫌い」を掘り下げることで、どんな書き手になりたいのかを見つけてみようと思いました。
ちなみに、今までの人生で読んできた文章を振り返って、パッと思い浮かんだのは、「机上の空論じゃなく、手を動かしてものを作る人でありたい」ということ。

まずは今回挙げたことを、少しずつ取り入れて行きたいと思います。
読者の心を動かし、その行動までも動かすような文章をつづっていけるように!

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