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なんとなく調子が悪い時に検索すると出てくる、

なんだか体や心の調子が悪いな・・・と思って検索すると、

「自律神経をととのえることが重要だ」

こういうの、一度くらいは見かけたことがありませんか?

・そもそも自律神経とは?


自律神経とは、体の「アクセル」と「ブレーキ」のようなものなんだそうです。ちなみに、アクセルは「交感神経」、ブレーキは「副交感神経」とそれぞれ名前があります。

「自律神経って、確か理科で習った・・・ような?とりあえずけっこう重要らしいよね~」ぐらいの理解度だった私にとって、衝撃でした!
そりゃあ、検索のたびに出てくるわと。

そもそも自律神経とは、脳・脊髄から出て体内に張り巡らされている「末梢神経」の一つだそうです。
末梢神経は、「体性神経」と「自律神経」から成り立っています。体性神経は自分でコントロールできる一方で、自律神経は「自動で」動いてしまいます。例えば、手をあげるかあげないかは、自分でコントロールできますよね。しかし、汗をかくかどうかは、コントロールできません。前者は体性神経、後者は自律神経の働きによるものです。

・自律神経がみだれると・・・?


さて、アクセルやブレーキが壊れた自動車ってどうでしょうか?乗りたくないし、乗らないですよね。
しかし、自分の体とは一生の付き合い。自律神経のみだれを把握すること、そのメンテナンスは、他でもない自分が担当者です。

自律神経がみだれると、心や体に様々な不調が現れますが、この総称が「自律神経失調症」なのだそうです。なんだか体がだるいけど、病院で検査をしても特に異常なしで・・・というのが、自律神経失調症のよくあるケースです。私も以前、原因不明のふらつきやだるさに襲われ、日常にかなり支障が出ていたため、MRIまで受けにいったことがあります。しかし特に異常なしでした。今考えると、自律神経の乱れだったのかもしれません。

<自律神経失調症の例>
□すぐに疲れる。また、休んでも疲れが取れない。
□便秘と下痢を繰り返している。
□風邪をひきやすくなった。
□何をするにもやる気が起きない。
□集中力がなく、気持ちが散漫になりやすい。
□感動や喜びを感じることが少なくなった。

『【読む常備薬】決定版! 図解 いちばんわかりやすい自律神経』(小林弘幸 監修)

これらはあくまで一例ですし、他の要因も関わってる可能性がもちろんあります。しかし、なんの原因も思い当たらない場合は、自律神経の乱れかもしれません。

・自律神経をととのえよう!

ここからは、よくある2つのキーワードを通して、自律神経のととのえ方をご紹介します。

・自律神経×カフェイン


例えば、コーヒーを飲むと眠気覚ましや集中力アップにつながりますよね。
これは、カフェインが交感神経を良い感じで刺激している証なのです。自律神経のうち、アクセルのほうですね。
また、抗うつ作用のあるセロトニンやドーパミンの分泌促進もしてくれると言われています。
ほかにも、日本茶や紅茶、抹茶にもカフェインが含まれています。お茶と名のつくものにはたいてい含まれているんですね~。
とはいえ、コーヒーの含有量が突出している・・・!

参考:農林水産省 国民生活センター

※過剰摂取はNG!※
カフェインの過剰摂取は、めまい、心拍数の増加、震え、下痢、吐き気等の健康被害をもたらすそうです。そもそも、カフェインに対する感受性は、個人差が大きく、感受性の高い人、子ども、妊婦、授乳婦は特に摂取量に注意が必要とされているのだとか。
目安としては、コーヒーでいうと1日2~4杯。私は反応しやすい体質なので、1日2杯までにしています。3杯以上となると、体内から消えるのに時間がかかったり、目が冴えすぎてしんどかったりしますね。

・自律神経×スマホ


スマートフォンやパソコンなど、近くのものをじーっと見続けていると、交感神経が乱れます。
なぜかというと、近くのものを見続けていると、目の周りの毛様体筋が緊張し、交感神経が長時間働きっぱなしになるためなんですね。
そうして自律神経が乱れると・・・先ほども書いた、心身の不調につながっていくのです。

また、スマートフォンから出るブルーライトも、交感神経を刺激します。ブルーライトカットアプリや画面カバー、メガネを愛用している方も多いのでは?
ただ、このブルーライト、実は太陽光が最も発しているんです。ですから、そのものが悪いというよりは、「ブルーライト×近くでじっと見続けている」という掛け算で、自律神経がより乱れやすくなっているのです。

<スマートフォンとのおすすめの付き合い方3つ>

1.通知は来るんじゃない、コントロールするんだ!
すべての通知をオンにしていると、常にスマートフォンをチェックしがちですよね。本当に必要な通知だけをオン、他はオフにしましょう。
私は、緊急性の高い通知以外は切り、通知を見る時間を決めています。以前は、上司からの通知に(勝手に)怯える日々を送り、バイブ音だけでビクッとなっていたなあ・・・。今は精神的にとてもラクです。自分でコントロールできている感覚が強いからですね。

2.寝室からスマートフォンを排除!
寝る前にスマートフォンを使用せず、代わりに本を読む・瞑想・ストレッチなどの習慣を取り入れてみましょう。ブルーライトの影響を減らし、睡眠の質を向上させることができます。
私はこれを実践して、「さっき寝たのに、気づいたら朝だった」を久々に体験できました!小学生ぶり!!

3.デジタルデトックス
休日の数時間を「ノースマホデー」として、その間はスマートフォンを使わないようにしましょう。友人や家族との時間を大切にしたり、趣味にいそしんだり。するといつの間にか心身がリフレッシュでき、スマートフォン依存から解放された感覚を得られます。
似たような取り組みをして、おお!!となった経験があります。『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』で紹介されていたワークの一環で、私もデジタルデトックスを1週間試してみたんですね。確かに、心身ともに健康になっていく感覚がありました!例えば、SNS利用が減ったため他人と比較することが減ったり、ドライアイが軽減したり、いつもならうじうじ考えてしまう仕事の悩みも、「まあこのくらいならなんとかなるか」と前向きにとらえられたりして、驚いたものです。

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ここまで読んで頂いて、なにか一つでも得るものがあれば幸いです。
ちなみに、何度か、睡眠についての話題も出てきましたよね。自律神経失調症が現代病とも言われる所以はそこにもありまして、「根本の原因は睡眠にある」というケースも多いんです。人生の1/3は睡眠だから大事にしなさい、と教えてくれた祖父の教えは正しかった・・・!

自省も込めて、大切なのは実践です。できることから、できる範囲で、まずはなにか1つ取り組んでみてください!
取り組んだみたよ~というコメント、大歓迎です^^

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