京急線でぼろぼろ泣いた、あの日
こんばんは、明日病院にいくので久しぶりの外出です。
トミーです。
私は、ほぼ毎日引きこもり生活をしています。
フリーランスになり、寒いなか外出をするとしたら、スーパーか絵画教室くらい。
なんやかんや、あっという間に1日が終わり、気づいたら
デグーへの呼び掛け
旦那との会話
しか、していないことはザラです。
そう。
他人と話さなくなった。
これは2ヶ月前に友人二人と、価値観が合わないと思って、縁を切ったことがきっかけです。
それまで毎日のように連絡をしていた、
男女3人のLINEグループがありました。
仮に男をヨシキ、女をミホとしましょうか。
15年以上仲良しで、10年ぶりに集まることになったのですが、気づきます。
なにやら、ヨシキとミホが親密。
それなら、それでいい。
ミホは既婚子持ち、ヨシキ独身とか、そんなことどうだっていい。
二人は物凄く、人に気を使える性格だと知っている。
きっと私がいても、
みんなで仲良くすることに、気が使えるはずだ。
私は、そう期待していました。
だって、三人が集まるのだなんて10年ぶりだもの。
もしも私ならば、全員が楽しめる空気をつくることを優先する。
そう思って過ごしました。
そもそも、ヨシキが遠方から泊まりで来ていたので、遊ぶ日程が3日間連続であったのですが。
うちの旦那が不機嫌になるため、3日間も遊べません。
トミー『どうにか交渉して2日間だけならいける!しかも嘘ついて。苦笑』
ヨシキ『え!?3日目来るでしょ!?』
ミホ『私は旦那から、3日間okもらったし、朝から夜まで遊べるよ!トミーは、頑張ってこれたら来なよ!』
私は、そのとき3日目は断るつもりでした。
さすがに、仕事のこともあり、好き勝手しすぎだなと。旦那への罪悪感で辛かったんです。
無理して出かけても、色々失うような気がして怖い気持ちもありました。
そして、何日目にどこにいくかなど、色々日程が決まります。
3日目は、とくに行く場所がないので、
ヨシキを見送りがてら羽田空港をブラブラするプランでした。
集合当日。
実際みんなと会って、たわいもない会話が楽しくて非現実にいるようでした。
『10年後にまた会いたいね!』だなんて言いながら、ふざけたりもして。
私は、あれだけ固く気持ちが決まっていたのに
トミー『やっぱり、3日目もいくわ!』
そう、みんなといる時間に価値を感じ、行きたい気持ちが正直にでてきました。
羽田空港ならば、昼間だけコッソリいき、早急に帰り、夕飯つくって何もなかったように旦那を迎えることができます。
バレないだろう。
それと、楽しい時間への感謝の意味で、羽田空港でお土産でも買って、ヨシキとミホに渡したい気持ちもあったのです。
私は友達が大好きだ。
3日目の朝、グループLINEに連絡をしました。
トミー『やっぱり行きたいから行くね!何時がいい?』
ヨシキ『おお!みんなで昼飯食いたいから、12時かなぁ!』
ミホ『りょーかい!トミーくるんだ♪』
そして私は、羽田空港へ京急線でむかうことにしました。
あまり乗らない、京急線の乗りかえ案内を調べ、ターミナルを間違えないようにしなきゃとか、ごちゃごちゃ考えながら、いつもより早くデグーの世話を終わらせます。
ちょっくら、散歩時間短くないっすか?というデグーからの、文句鳴きをなだめながら、
メイクをし、何着ようかなぁと悩みます。
3日連続で会うから、テイスト違う感じでいこうかなぁ。
ジャケットに眼鏡とかもいいな。
そんなこんな支度が終わると、ヨシキから電話が。
トミー『どしたの?』
ヨシキ『トミー、いまどこ?』
トミー『家だよ。まだ出てない。』
ヨシキ『申し訳ない、、、寝坊したから、13時に待ち合わせずらしてほしくて、、、』
トミー『まじかwwwあほwわかったよ!13時に羽田空港いくね!』
私は、だったらデグーのお世話を丁寧にしてやりたかったなと、すこし不満でしたが時間をつぶしました。
そして、13時に羽田空港につくように、調度の時間に家をでます。
平日の昼間、天気もよくて、きっと飛行機を見送るデッキは気持ちいいのだろうなと、想像しました。
京急線で、無事に羽田空港に着いた私は、どこで待てばいいか分からなかったので、ホームで電話をしました。
トミー『着いた!どこー?』
ヨシキ『あ、いや、、あの、、、』
トミー『ん?』
ヨシキ『じ、じつは、まだ移動できてなくて、、、』
トミー『え、どして?ミホは?』
ヨシキ『ミホちゃんは、合流してる。』
ちなみに、このとき二泊三日で2軒のホテルを使って、宿泊をしていたヨシキ。
普通のビジネスホテルなのだけど、ミホの家の近くとのことでした。
それは、たまたまだったのだけど、
ミホ『朝、子供出ていったら暇だから、ホテルまで迎えいくよ!』
ヨシキ『え、じゃあホテルの朝食一緒しない?頼んだら、一名増やせるみたいだから。』
ミホ『え!行きたい、行きたい!』
そんな会話をLINEでしていました。
私は、ホテルまで遠いので、はなしには入らず、なんとなくな流れを見るのみ。
そう、朝からミホとヨシキはずっと一緒にいたのです。
トミー『ミホは一緒にいる?え、、、どこ?ホテルの最寄り駅くらいにはいるの?』
ヨシキ『いや、、、ホテル、、、、』
トミー『え。』
ヨシキ『延長して、、、』
トミー『え。』
ヨシキ『も、申し訳ないけど、空港にカフェあるから、仕事でもしててよ。トミーは仕事好きみたいだし。』
トミー『、、、うん、、、、じゃあ、あとで、、、、』
私は、しばらくフリーズ状態になり、言われるがままカフェを探していました。
というか、改札も出てないのに。
頭混乱していたのが、今ならわかります。
そして、だんだん冷静になってきて、
いや、なんで待たなきゃいけないんだ!?
怒りが込み上げてきました。
ありとあらゆる感情が一気に爆発し、
目の前の、乗ってきた京急線に飛び乗った。
折り返し電車なので、華麗にさっき見ていた景色にたどりつきます。
私はとっさにLINEをしました。
『ごめん、帰る。パニック発作でた。』
絶対的に文句言われない仮病で、デモをおこしたのです。
罪悪感でも味わえと。
ヨシキ『本当にごめんなさい、、、』
ミホ『え!?大丈夫!?その場にいたほうが良くない?私、旦那くんに連絡しようか?』
すぐに返信がありました。
私の心情からしたら、
ヨシキ→いや、体調悪い言ってるんだから『大丈夫?』が先じゃね?なにか謝るくらいやましいの?
ミホ→いやいや、無理やり旦那にだまってきたのに連絡なんかすんなよ。バレるだろ。アホなん?
色んな感情がもみくちゃになった私は
二人の返信を見ながら、真っ昼間の京急線で号泣してました。
マスクがあるから、そこまで周りにバレてないと思いましたが、
マスクの下は鼻水でヤバかったです。
それに私は返信をしませんでした。
きっと、ヨシキが地元に帰るころ、LINEがくるような気がしたので。
もしくは、次の日も全員休みだったので、そのころ連絡があるかなと。
でも、お互い2ヶ月間スルーしています。
あの日、泣きながら帰宅して、思うことを整理しました。
◯二人が揃っているのに『トミーは待たせとけばいいや。』と思われたことへの憤慨。
◯二人が親密になるならば、うまく隠すのが今回のマナーなのでは?
◯やるなら上手くやれという腹立ち。
◯私は二人といる時間が大事だから来たのにという、蔑ろにされた気分。
◯私ならば、全員が楽しめる空間をつくりたいけどな、という押し付け。
◯価値観が違うのに、期待するって、かなり無意味だなという冷静さ。
◯二人が、人に気を使う性格だって、信頼しすぎた自分の落ち度。
◯全て仕方ない。
そう、全て仕方ない。
真っ赤に腫れたまぶたを、洗顔してスッピンになりました。
いつもの私。日常の私。
と、鏡に言ってみました。
そう、全て夢だった感覚にするために。
そして、夕飯はちょっと豪華にしようかなと、
準備をはじめます。
旦那『ご飯おいしー!』
トミー『良かった!』
昼間になにが起きたかなんて、知らない旦那。
いつも通りの時間があるって、救いでした。
思い返せば、ミホは旦那さんと長い結婚生活で、何度か離婚危機があったそうです。
理由は、旦那さんの女遊び。
もしかしたら、ミホはその腹いせだったのかなと思ってみたり。
いやいや、二人がホテルで何かあったとは限らないじゃないか!
どこかで、ピュア丸出しな私もいますが、さすがに主導権はないです。
よろしくやったの心底疑っている。
それがいけないとかじゃないのよ。
なんていうかね。
ジャリジャリした砂を噛んでる気分。
そういえば、遊んでる最中に、三人でお揃いのグッズを買いました。
『10年後にこれ持って、また集合ね!』
そんな青春みたいなこと、やってたのにね。
グッズをすぐさま、ゴミ箱にぶちこみましたが、すぐに拾ってしまいました。
捨てられない自分、どうなんよ。
それくらい、好きなメンツだったのに。
グッズは友情の脱け殻みたいだ。
人生、こんなこともあるか。
今は必要ない、人間関係なんだ。
最終的には、これに落ち着きました。
そして、極端に他人と話すことが減った現在。
快適な暮らし。
意外だけど、ノンストレスで生きてます。
やはり、こういう時なんだなと。
毎日LINEしていたのが、信じられません。
そういえば、あまり関係ないかもですが、
ヨシキは統合失調症
ミホはうつ病、適応障害
なんです。
ちょっくら、行動、言動がおかしくても、
受け止めるべきだったのかなぁ。
まぁ、無理することないかぁ。
一緒にいて、自分が幸せになれる人
一緒にいて、自分を好きになれる人
そんな人間関係を、大事にしようと誓いました。
長々続きましたが、心の大掃除になって良かったです。
みなさんには、良縁がありますように!
今日もありがとうございました!