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Sanctuary -詩集-

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心の傷が癒え、明日への活力が湧く、あなたの聖域(サンクチュアリ)になる詩作品。 癒しの空気と肯定の光を心身に浴びて、あなたらしい人生を描けますように。
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2022年6月の記事一覧

遠い日の悲しみに

私が背負う悲しみは 遠い日のあなたの悲しみを 生きることにもなる 遠い夏の日 あなたがそ…

レインコートの老紳士

私が郵便局に行くと 私より前に並んでいた老紳士が とてもお洒落なレインコートを着ていた …

白い紫陽花

その紫陽花は誰が咲かせたのか 私が水をやったり 特別に世話をしたわけではない 冬には枯れ…

毎日がんばってるきみへ

「あれもやらなきゃ」 「これもクリアしたい」 そう考え出したら上はきりがなくて 絶対に満…

楽しむ

何だって楽しんだらよい 僕らはすぐに深刻になりがちだけれど 義務とか責任とかを 背負い込…