遠い日の悲しみに

私が背負う悲しみは

遠い日のあなたの悲しみを

生きることにもなる

遠い夏の日

あなたがその悲しみに耐えきれなくて

命を落としたなら

私は悲しみと向き合うことで

あなたの生も生きることになるのだ

そして私が

悲しみを抱きしめて

最後まで生き切った時

ようやく私は

遠い日のあなたの悲しみから

あなたを解放することができるのだ

だから、

私が私の生で抱くどんな悲しみにも

意味のない悲しみなどない

私たちは永い年月の襷を受け継ぎながら

そうやって

少しずつ前世代が抱いた悲しみを

喜びに変えながら

未来へと花を開かせていくものなのだから

そしていつの日か

私が抱いた悲しみを

遠いどこかに生まれるあなたという私が

喜びに変える日が

やってくるのだ

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明日もあなたに良いことがありますように♪