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悩んでいる人は意外と多いということ
こんにちは。
前回、「今のわたし」ということで、私が「抑うつ状態」と診断され、現在仕事を休んでいる話などを書きました。
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仕事を休んでいるとき、私は自分の親をはじめ、友人たちに自分の現状について話をしようと思うようになりました。
今回は、友人とそのとき話した内容や、感じたことを書いていきます。
まずは、私の地元・山口で働いているMくん。
彼は現在税関係の仕事をしており、高校時代は3年間私と同じクラスでした。
彼は上司に対して威圧的に感じてはいないため、私と同じような悩みはかかえていませんでしたが、上司への質問の仕方は研修で習ったことがあるものの、難しいと感じる部分はあるとのこと。
どうして今の仕事を選んだのかとたずねると、「ネームバリュー」や「やりたいことがないからとりあえず」といった理由でした。
自分も同じような感じだったので共感できました。
同じような理由でも、毎日きちんとがんばって仕事をこなしている彼をうらやましくも感じました。
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続いて、現在福岡で勤務しているYくん。
彼とは高校と大学が同じで、大学時代には先ほどのMくんと3人で旅行したり、今でもオンラインで脱出ゲームをするほどの仲です。
今回ビデオ通話をしました。
彼も、以前上司や先輩に聞くことをためらっていた時期があったそうです。
しかし、仕事で彼がある失敗をしてクライアントに迷惑をかけたことをきっかけに、まわりの人にわからないことを聞くようになったし、まわりも気にかけてくれるようになったとのこと。
私が「仕事は楽しい?」と聞くと、彼はこう答えました。
いやなこともあるけど、楽しいと思えることを仕事の中で探している。いやだとばかり思うと、いやなところばかりが目に入ってしまうため、ささいなことでも『やっててよかったな』と思えることを見つけると、『きらい』から『好き』にはできなくても『きらいじゃない』と思えるようになる。
どこかの偉人が書いた本でも音読しているのかと思うほどの名言ではないか。
失敗にもめげず、そのように思いながら仕事ができる彼はメンタルコントロールが上手なのだろうなと感じました。
失敗をしたり、落ち込んだりしたときには、まわりのサポートだけでなく、自分自身が変わることも大事なのだなと思いました。
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続いては、現在広島で介護職をしているNくん。
彼とは小学校と中学校が同じで、社会人となった今は私と同じく広島にいるのでたまに遊んだりしています。
なぜ今の仕事に就いたのか聞くと、「時給がよかったから」と彼は即答しました。
もともとアルバイトからはじめて、そのまま正社員になったらしい。
介護に興味が少しでもあるのかと思っていた私は彼の返答に驚きました。
仕事が楽しいか聞くと、「楽しくはないけど、前の職場よりは働きやすい環境だからいい」とのこと。
彼は、介護の仕事の前は飲食店で働いていたのですが、朝から夜まで働くという飲食店ならではの勤務環境があわず、やめたのです。
「やめる」という大きな決断ができたのはすごいなと感じました。
ところが、仕事をやめた後の数ヶ月は給料もなく、家賃も払えずお金にかなり困っており、死ぬことも考えたと彼は言いました。
でも、私や彼の友人にお金を借りたことでなんとかなりました。
私にお金を借りたから今の自分があるんだと彼が言ったときは、いいことをしたなぁとうれしかったです(きちんとお金は返してもらいました)。
Mくん、Yくん、Nくんに昔の私がどんな印象だったか聞くと、物静かでおとなしい印象だったとのこと。
でも、話してみると話しやすいとか、独特なユーモアがあって、大人数よりも少人数のときにおもしろさが発揮されると感じたとか、そんなことも言ってくれました。
たしかに、私は集団行動があまり好きではなく、旅行も大勢でわいわいするよりも一人や少人数でするほうが好きですね。
それに、昔から私はまわりの人とちがう言動をしたがるタイプでしたので、そういうふうに言ってくれたのかもしれませんね。
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最後は、現在山口で看護師をしているOさん。
私は友達自体少ないですが、その中でも彼女は数少ない異性の友人です。
中学校が同じで、私も彼女もサッカーが好きというのもあって、一度公園で一緒にサッカーをしたこともあったなぁ。
彼女は看護師ではありますが、私と同じで病院に勤務しているということもあって、事務職の大変さというのを共感してもらえました。
彼女も彼女で、看護師になりたてのころは上の人に「あんたおらんほうがいいから帰って」と言われたことがあったり、車の中で泣きながら帰ったりしてたのだそう。
でも、仲の良い先輩看護師に相談乗ってもらったりしながらなんとか乗りこえることができたようです。
また、一番心の支えになっているのが彼氏の存在とのことで、やっぱりまわりに相談できる人や環境があるのは仕事を続けていく上で重要なんだなと感じました(私にも彼女がいたらなぁ……笑)。
さらに、現在彼女は看護師5年目で、後輩の教育も担当するようになり、新人のころとはまたちがった大変さがあるとのこと。
立場や役職によって仕事内容もちがうし、下の人には下の人の、上の人には上の人のつらさや悩みがあるんだろうなと感じました。
仕事柄、勤務時間帯も変則的で、いろんな患者さんをみる世の中の看護師さんたちはすごいなぁと、私も約3年病院で働いていつも思っておりました。
特にコロナで大変な今、世界の医療従事者の方々、本当にありがとうございます。
ちなみに彼女は私のことを、「苦手なことなくて、勉強もできてスポーツもできる、授業中とかにも笑いもとって、結構こいつやるやん」と思っていたとのこと。なんか照れるじゃないか笑
たしかに、自分で言うのもあれですが、小中高、大学と成績もいいほうで運動神経もよかったほうだと思います。
昔の私を知っている人は、私のことを「できるやつ」と認識していた人もいるかもしれません。
一部の人は私がMENSA会員であることを知っているので、なおさらそう思われていたのかもしれません。
もしかすると、今までそう思われてきたからこそ、仕事においても他人に「これできない」とか「これわからない」となかなか言えなかったのかもしれません。
でも実際、できないことや苦手なこともたくさんあります。
勉強だって、トータルで見たら成績はよかったかもしれませんが、細かく見れば国語や社会は苦手(というよりあまり好きじゃなかった)で、高校時代は平均点あったらいいほうなくらいで、好きな数学などほかの教科でカバーしてなんとかなっていた感じでしたね……。
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今回の件は、自分を見つめなおすいいきっかけになりました。
ここに書いた人以外にも、上司から理不尽なことを言われて精神的に落ちこんだ同期や、地元でお世話になっている理容師など、いろいろな人と話をしました。
みんななにかしら悩みや失敗を経験しているんだなと改めて感じることができました。
十人十色というように、人はそれぞれちがうので、悩みだったり、なにをうれしいと感じなにを苦しいと感じるかも、あたりまえですが人それぞれですよね。
まずはそんな自分を受け入れていくところからスタートしようかなと思いました。
話をしてくれた人たち、ありがとう。