何故、「がんばる」では痩せられないのか?を短期減量もゆるゆるダイエット両方の実践を現場で伝えている視点で話しますvol.169
2023.5.20 (火)vol.169
Let's do it.
本日もお疲れ様です。
TOMBLACK代表の山本です😁
岡山県津山市にてPersonal Training Studioを経営しております。
【身体作りというトレーニングをツールとして、
Quality of Life人生の質を高める場所と空間を届ける事をビジョンに掲げています】
日々パーソナルセッションをしていると
・体の機能を改善する目的
・いろいろなダイエットを一通り試されて
リバウンドを繰り返し
パーソナルトレーニングに来店された。など
お客様など目的は様々です。
ということで、本日は
そんな色々な目的あってパーソナルセッションを
受けられる中、
「なぜ頑張るだけでは痩せられないのか?」
これについてお話をしていきたいと思います。
結論から言うと、
典型的なのは、
「ストレスによる過食」かと。
これはもちろん、
僕自身も他人事ではないと思っておりますが
ただ、
この過食が原因で、
生活習慣病になっているケースも
少なくないと日々の現場から感じております。
ダイエット=食事制限ではなくて
それ以前に「生活習慣」を整える。
これは
いわばメンタルバランスの
【インフラ】
を整える行為とも思っており、
非常にダイエットが継続するカギともいえます。
「生活習慣」と「食」
また「睡眠」これらは、
メンタルをそのまま表現している
この身体の表現とも考えます。
脳科学の観点でも、
脳というのは非常によくできており、
依存は
食べ物において
「欲求の関連性」
があり、
ここが繰り返されることで、
脳はそれを記憶します。
この欲求と言うのには
快楽も関係しており、
寝ることや、食べる事は
欲求でもあり、快楽であります。
脳の快楽物質である
ドーパミンとはまさにこの事でありますが、
以前、津山中央病院の経営する
スポーツクラブにトレーナーとして勤務したときに、
ダイエット指導を担当させていただいたクライアントの中に、
過食症の方がおられました。
もちろん、僕自身、医療資格もないので
あくまでトレーニング指導や、
食事指導のみだったのですが、
いろいろとカウンセリングをしていると
怒りや不安といった感情的な行動が日常的に起こったり、
風邪など体調崩しやすい事がありました。
少し話がそれます。
僕は、2019年10月にヨガインストラクターとしても
デビューしヨガのレッスンも今でも行っているのですが、
レッスンには
マインドフルネスを取り入れます。
マインドフルネスとは
「今ここに意識を向ける」
と言う意味合いがあるのですが、
何もこれは、
座禅をし瞑想するといったことだけではなくて、
先程申し上げたように
「今ここに意識を向ける、注意を向ける」
というのが【マインドフルネス】、
「マインドフル】な状態と表現したりします。
・料理をする
・散歩をする
・トレーニングをする
・掃除をする
・コーヒーを淹れる
これらものいわばマインドフルな常態とも言えます。
よくヨガは「精神修行やスピリチュアルだ」と
表現する人もおられますが、
それはそれで、その人の価値観なので
実際にヨガの発祥であるインドでは、
医療行為としても、
ヨガを使っていたりする位だったりしますので。
話をもどしますと、
先程の過食症の方に話を戻すと、
マインドフルネスというのは、
食や睡眠などに置き換えることもでき、
【今ここに意識を向けていく】であるという事をまとめました。
つまり、
ここにも
ほんとに食べたいのか?
栄養素を必要としているのか?
もしくは、
快楽を得たいのか?
など自分の行動をメタ認知するように
観察しいきます。
何だか瞑想、マインドフルネスっぽくなってきました。
ここの判断をする基準、
もっと言うと、
この2つの選択肢において、
今自分はどう思ってるかに気づくこと、
受け入れることが
僕は
ダイエットにおける
マインドフルネスだと思っています。
そろそろまとめに入ります。
少し堅苦しい表現になりましたが
なぜ頑張るでは痩せられないのか?
と言う最初のテーマに戻ると
頑張ると言うことを続けるように、
人間の脳は作られていないということであります。
長い人類の歴史の中で
食というのは、
空腹になるから狩りをする。
つまり、満腹な状態では、
狩りをする必要は無いわけであります。
お腹いっぱいで、満腹の状態なのに
「よし、もっともっと狩りをしに行こう」
とはならないわけであります。
これらからでは、どう頑張らなくても
痩せられるか?
続けられるのか?を
最後にまとめたいと思います。
①「こうでなきゃ」という完璧主義をやめる
②常にベストでいると言うよりは、ベストでない自分も許してあげる。(まぁいっかと僕はよく使います)
③鏡に映る自分を見て「よくやってるよ」「よく頑張ってる」と声をかけたり
④自分をケアしてあげる休息日(美容院に行ったり、ネイルケアをしたり、マッサージに行ったり、おいしいものを食べたり)
⑤マラソンであると言う発想
(確かに筋肉も1週間でつけばそれは嬉しいかもしれないが、育てると言う楽しさを持つ、ゆるゆる、コツコツでも良いので。)
⑥恐怖心や漠然とした不安より、「少し先の未来を考える」
僕の場合ですと、フィットネスコンテストに出て予選落ちするのではないか?毎日noteの更新をしている事が続かないのではないか?ではなく、
これが着いたときには、どんな未来が、楽しいことが待っているのか?みたいな好奇心で考える。
⑦戦い続けるというよりどうやったら疲れないかを考える。
いかがだったでしょうか?
今回は自分のカラダ作りの視点と食や生活への向き合い方や考え方から
ダイエットにまつわる話をさせていただきました。
全て7つの事を参考にしなくても
何か一つでも参考、役立てば幸いであります。
ということで本日は、
何故、頑張るではやせれれないか?のテーマについて
まとめてみました。
それではまた明日。
TOMBLACK山本
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