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インナーマッスルにしてはやたら大きい腸腰筋ってどこ??衰える習慣とはvol.783


どうも山本です!

さて、昨日の記事は、
食欲を安定させるために、血糖値コントロールとの向き合い方、

これについてをお話しさせていただきました。

どんな糖質を摂取するかも、
議論の余地はありますが、

その摂取した耐糖能の働きを高める事は
年齢に関係なく、
若い女性からも結構考えさせられる問題だと思います。


と言うのも、

今日の腸腰筋のテーマにもつながってくるのですが、


この腸腰筋は、
日常の中で、どんな場面で働くのか?
どんな場面で鍛えられるのか?


これは一言で言うと、
ざっくり
階段を上る場面ですね。

まさに、
体幹の安定と姿勢の保持、
足を上げる運動

歩く時とかまさにとっても大切なんですよね。


階段を使わずに生活する方は
ほとんどおられないと思いますので、

どんなに生活が便利になっても、
この腸腰筋は、

人として必要な筋肉で、そもそも機能しなければ


姿勢の保持が難しく
老化姿勢になりやすい

実際、インナーマッスルという位置づけではありますが

正直、
このインナーマッスルという言葉が

当てはまらないほど存在感は間違いなくあると思いますし、

トップアスリートの世界でも、
まず最初にチェックする筋肉ではないでしょうか。


スタジオ経営しながら、現場に立つ中で

この腸腰筋を活用した動作や運動が苦手な方は少なくないです。

見た目は細いのに
体脂肪率が30%を超えている方など

隠れ肥満と言われるところですが


往々にして全体的な筋肉量が少ないケースが多いです。

順天堂大学を発表した研究によると

BMIが18以下で痩せ型の方の女性の方が、
BMIが25以上の方より

耐糖能異常が高いというデータが発表されています。

理由は様々ですが


1つに筋肉量が少ないこと
1つに活動量が少ないこと
摂取エネルギーも少ないという事

ざっくりですが、これらの理由から
糖に対しての耐性や代謝機能が高くないことが言われています。


これも現場の感覚ですが
ここに当てはまるような方が
今回のタイトルもあるような
腸腰筋を働かせる運動が苦手だったり、
動作が弱かったり、長時間動くとすぐつかりやすいなど、


それが姿勢が崩れる原因だったり
体の不調につながっている印象はありますし
自律神経までも影響しているケースもあるようです。


そもそも、

自律神経は我々体の調整を保ったりコントロールしてくれている神経なので

その名の通り、自律している神経ですから

呼吸、
心拍数、
消化吸収など、生命の維持に必要な機能を自律的に、
自動的に調整している神経ですよね。


それがどう腸腰筋と関係してくるかですが、


自律神経は、基本的に背骨に沿うような形であり

交感神経(アクセルモード)
→胸椎や腰椎周り


副交感神経(リカバリーやリラックスモード)
→仙椎など骨盤周辺から全身につながる


体にとって負担のある姿勢をとってしまうことで、

腸腰筋の機能も働きにくくなるので、
この腸腰筋をケアする事は、特に骨盤周り

結果的に、それが全身の姿勢にも関与し、

自律神経のバランスが整いにくくなるとも言えるかと思いますので、

この交感神経と副交感神経が走行している多い場所は、
日々のセルフケアでリカバリーしておきたいところです。


ではここからタイトルも書いたように
腸腰筋が衰えてしまう日常のNG習慣としてですが、

歩く歩幅が狭い方


確かに極端すぎることで、スネの前側や太ももを角に使ってしまう方もおられるのですが

大きく使うことで、腸腰筋が働きやすくもなるのでここは少し意識したいところ

座る時間が長い方

僕が発信するノートの記事では何度も言ってることですが、1日7時間以上椅子に座ること。


なかなか1日7時間通しで座り続けることも大変かもしれませんが、

そもそも人がこんなに長時間座る事は、
進化の過程ではなかったわけであり

あるデータによると、
1日7時間以上デスクワークをすることが飲酒や喫煙よりも健康リスクが高まるといったデータもありますよね。

歩く時の目線が下を向いている


それからこれも意外と忘れがちだったりすると思いますが、歩くときの目線が下を向いて歩いている場合ですね。

歩き、スマホという言葉がある位ですから、おそらく下を見て歩いていると思いますし

寒い今の時期は、特に下を向きやすくもなると思いますが、このポジションだと腸腰筋がうまく伸びたり縮んだりがしないので、先ほど少し大股で歩く話に加えて、胸を少し引き上げて遠い目線で歩くだけでも人の背骨のS字も自然に保ちやすくなると思うので


日常で弱った腸腰筋を目覚めさせる1歩としては

1日の中で活動量を上げる
これは立つ時間を増やすでもいいかもしれませんね


それから今回の1番の結論ですが、

最初にも話したように

階段を登る

です。


とはいえ、活動量として
普段5000歩も歩いてないような方がいきなり運動や日常での生活に取り込むことが難しい場合は、


まずはストレッチから緩めていくこと。

しっかりとストレッチやマッサージで緩めて

そして、骨盤や股関節周りのポジションを負担のない姿勢に整えて、

そこから最後に鍛えていくのが良いのではないでしょうか??


インナーマッスルとしての位置づけはありますが、

それでも、

体幹とか下半身をつなぐ唯一の筋肉なのですし、意識しなければ動かすことも減りますし、その大切な筋肉も衰えていってしまう場所


ですからどうしても、お尻の筋肉や、厚い胸板の筋肉、キレイなデコルテラインのイメージが先行しますが


実は、アウターマッスルにも大きく関係する
足を引き上げたり、
姿勢を保持したりする筋肉です


特に、筋肉量が少ない方は、順天堂大学のデータも添付していますが、筋肉量が少ない事は活動量も少ない可能性は十分に高いので、


話が飛躍しすぎているかもしれませんが、

血糖値のコントロールから、食欲、自律神経、、
姿勢の保持まで、

最後は欲張って色々と書きましたが

どれか1つでもいいので、1つのきっかけになればいいなと思います。


ぜひ参考にしてみてくださいね。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます😊





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