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今年こそしっかり「振り返り」をしたいアナタへ
どうも高尾トンビです!
さて、今年もあと1ヶ月半を切りましたね。いやあ1年ってあっと言う間ですねー(毎年言ってるかも・・・)
この記事を書いている11月中旬の時点で、もう忘年会の予定が入っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一年間の労をねぎらい、みんなでワイワイと年を忘れる前に、振り返りをちゃんとやっておいた方が良いですよ!
今回はしっかり「振り返り」を行うための手法を紹介したいと思います。
3つの項目で振り返る「KPT」
それは「KPT(ケプト)」といって、以下の3つの項目で、仕事の状況や成果を振り返る手法です。
1.Keep:継続すること
2.Problem:改善すること
3.Try:挑戦すること
KPTの特徴
僕がなぜ、KPTを振り返りの手法として紹介するのか?
その理由は、以下の3つです。
①シンプルでわかりやすい
②手軽にできる
③組織でも個人でもOK
「シンプルで手軽に誰でもできる」からです。
①シンプルでわかりやすい
まず、振り返る項目がシンプルでわかりやすい。
1.Keep:継続すること
2.Problem:改善すること
3.Try:挑戦すること
この3つの項目を見て、「ちょっと意味がわからない」という方はほとんどいないと思います。
KPTは、英語の頭文字を取っていますが、予測不可能な時代を表す『VUCA』の「Ambiguity(曖昧さ)」みたいな難しい言葉ではなく、日常で使うレベルの言葉です。
②手軽にできる
KPTのやり方は非常に手軽で簡単です。
使う道具も次の2つだけです。
・ホワイトボード(なければ大きな模造紙など)
・ふせんし
【手順】
1.まず、ホワイトボードに以下のような枠を書きます。
2.そして、各項目の内容をふせんに書いて貼っていく。
3.全体をみながら振り返りを行う。
これだけです。
③組織でも個人でもOK
KPTはシンプルな分、振り返りの対象を選びません。組織単位でも、グループ単位でも個人単位でもできます。
できれば、「組織→グループ(部署やチーム)→個人」という形で、各レイヤーごとにKPTで振り返りをやった方が良いと思います。
ややこしい手法は定着しない
振り返りの手法は他にもありますが、内容や手順が難しいとか特殊な道具を使うといったものは、定着しません。定着させて習慣化しなければ意味がありません。
その点、KPTは内容も手順も簡単で、道具もホワイトボードとふせんしか使いませんので、定着・習慣化が容易です。
こまめに振り返るクセをつけることが重要
年末や年度末のような大きな区切りで、振り返るということはもちろん大事ですが、いっぺんに振り返りをしようとすると、振り返るための材料が不足していて、「雑で、抽象的な振り返り」になってしまいます。
できれば月週日ごとのちいさな単位でも振り返りを行って、振り返るための材料を集めておくことをオススメします!(noteも振り返りのためのツールになりますね!)
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