9/1関東大震災と吉原遊廓と我が故郷東京
大変ご無沙汰しております!
前回8/6ヒロシマ原爆の日、以来の投稿ですが、、今回は9/1関東大震災に関して、、、
我が故郷 東京にもつながることを書こうと思いますが、、そもそも日本の首都、そのド真ん中でガキの頃から育ち住み続けるも、、東京って何もかも過剰にあふれ、情報洪水、何でもアリ?!
にも関わらず、じつは中身は無くカラッポ???
と、ズーっとモノゴコロついた頃から感じていて、似たような感覚の【東京もん】仲間もいらっしゃるのでは???もちろん少数派だけど、、
しかし、本日、吉原遊廓の関東大震災99年慰霊祭に初参列し、考え方もアラタマりまして、、、
吉原観音の荒魂アラタマ遊女の霊たちに教えられました
昔、職場が北千住にあり仕事帰り、南千住から【あしたのジョー】の泪橋、ドヤ街を散歩、まだ明るいうちから血だらけで路上に転がる方々が当たり前にチラホラ、、笑
そんなディープ東京エリア抜ければ、いきなり吉原大門!キンピカ風俗エロスの聖性地がウェルカム!
ただ、吉原観音様を初参りしたのは、先日たまたま知人が企てた由緒ある吉原ラブホで繰り広げられるダンス×エロス×ミュージックのクラブカルチャーイベント、、楽しかった!
そこへ行く前、コレまた、たまたま寄ってみたのが、吉原観音様だったのですね
小ぢんまりと整理された敷地内には、丁寧に様々な神仏祀られて、吉原弁財天も煌びやかにアート、、なんと藝大生たちが壁画を描いてるとのこと、、、
弁財天様の前の小さな池にコレまた美しい鯉たちが、、しかし、、この弁財天池こそ、関東大震災、吉原遊廓の悲劇の場でもあるのです
はじめての吉原観音様・弁財天様を訪れたとき、怖そな主のような方がいらして、オレが写メ撮っていると、、
「ちゃんと観音様にお断りしたのかぃ?!」
ジョーダンのような、しかし厳しくもある、その江戸弁バリバリの深い声は、ずっと吉原在住で吉原神社総代、吉原観音様や弁財天様の管理もされる、まさに吉原の主で生き証人、吉原達雄さんでした!
その場で色々と吉原観音様や関東大震災での遊廓の惨劇など語って下さり、9/1関東大震災99年慰霊祭やるから、良かったら是非おいで、と誘って下さったのです
たまたまの出会いから深く大きな御縁は、広がり続けるものなのです!
だから、そのチャンスをつかむも逃すも、すべて自分次第、、奇跡は目の前や足元に転がっている、、ホントにつくづくそう思います
そして、9/1本日、御僧侶の読経法要から参列者全員のお焼香、、百年碑の除幕式も厳かに執り行われました
その後、無形文化財の伝統芸能の大ベテランお二人のお師匠様による全国民謡メドレー、、なぜか泣けてきて、、吉原には東北出身の方も多く、それぞれ故郷の民謡を口づさんだのかなと、、泣けてきてましたね
その後は吉原だけに受け継がれる女木遣り、
コレがまた素晴らしい!毎年浅草などでの花魁道中でも披露されるそうで、今度ぜひ拝見させて頂きます!
吉原観音様は、厳しい、けっして穏やかに優しい表情はされていない、、、
オレには、そう観じました
たしかに壮絶な吉原遊女の人生、また関東大震災の様々な悲劇、、しかし、素晴らしい芸事やオシャレや色恋沙汰など楽しいこともあったはず、、、
吉原観音様の厳しくも慈悲深い情愛の眼に見つめられて、我が肉態も確と大切なナニカを授かりました
我が肉態表現も、みずから人生かけた芸の道、、たしかに上っては下り、、不安定はなはだしく、、明日をも知れぬ浮草のよう、、命がけ、、、、、
泥に落ちても、根のあるヤツは、、
いつか、蓮の華と咲く、、
フーテンの寅さんが歌っていましたね!
小さくても美しい華が咲く、種もたくさん転がっている!
だから、流されず、埋もれず、自ら由し!自ら然り!
すべて自分次第、奇跡はいつでも起こせるからね!
そんな、我が故郷東京をはじめて観じたのかもしれない、、東京は色々過剰に溢れてるわりには、ナンもナイが、、ヒトがたくさん集まるぶん出会いと御縁に溢れている!
いつも最後まで読んで頂き有難うございます