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ダイバーシティー研修を実施しました②

はじめまして!パブリックグッドのAction for Good担当 渡邉です。
本日は、ダイバーシティー研修当日の様子や、
どんな研修を体験したのか、具体的な実施内容についてお話をいたします!
【前回の記事はこちら】ダイバーシティー研修を実施しました①研修の意図

ダイバーシティー研修は、90分間で、
研修をご担当いただいた松永祐子さまにファシリテーションいただきながら、
以下の3部構成で実施されました。

<ダイバーシティー研修の流れ>
①研修内容の説明、アイスブレイク 30分
②「価値観ババ抜き」のワーク   30分
③振り返り、シェア(個人→全体) 30分

まずは、アイスブレイク「絵しりとり」からスタート!
賑やかなパブリックグッド、出だしから大盛り上がりでした。

絵しりとりは、グループ内で順番に紙を回して、絵だけでしりとりを行うゲームです。
何の絵を書いているのかヒントを出すことはNG!画力と伝達スピードが試されます。

絵しりとりで生まれた作品はこちらです。

①筋肉→②くじら→③ラッコ(!?)→④コップ→⑤プロレス→
⑥スニーカー→⑦スイカ→⑧カラス→⑨貝→⑩これは何...?

3チームある中で最もお絵かき数が多かったAチームですが、
最後に描いてある⑩の絵が何を意味しているのか伝わらず、
「え・・・何これ?!?分からない・・・虫ッ!?!」と
回答者だった僕が困惑する中制限時間が終了しました(笑)

(ちなみに⑩は虫ではなくて、「犬」です!!!by 棚木)

絵しりとりを通して、
普段のコミュニケーションで、【相手に伝わっていると思い込んでいる】場面が、もしかしたらあるのかもしれないなと思いました。

“暗黙の了解”や“ニュアンス”だけで他人に説明しようとしても、
人によって解釈や理解はそれぞれで異なるので、ズレや誤解が生じる原因を生みかねません。
基本的な配慮になりますが、社内で何かを依頼したり伝達したりする時にも、
「ここまで言わなくても伝わるでしょ」と相手の理解を過信しすぎずに、
誰に、何を、いつまでに、どうして欲しいのか、端的に伝えるべきだなと再認識できました。


アイスブレイクの絵しりとりから大盛り上がりの中ついに、
ダイバーシティー研修の本題「価値観ババ抜き」に突入!

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<価値観ババ抜きってどんなゲーム?>
*基本的にはトランプのババ抜きとルールは一緒です

①さまざまな価値観(例えば、愛、誠実、努力、自由、秩序等々...)が書かれたカードを裏面にしてシャッフルし、5枚の価値観カードを手札にします。手元に持っているカード以外は全て価値観が書かれている面を表にして、場に置いておきます。

②トランプのババ抜きのルールと同様、チームで順番に、相手のカードを1枚ずつ貰います。ただこの時に、自分の大事にしたい価値観が取られそうになったときには「ダメです」と価値観カードを守ることができます。

③カードを引いた人は、そのカードを含めた自分の手元に置いておきたい5枚の価値観はどれか、直感的に判断し、不要な価値観カード1枚を場に捨てます。その際、「わたしは●●を手放します」と宣言します。

④相手からカードを引かれた人は、場に置いてある他の価値観カードの中から「コレだ!」というものを1枚選んで、「わたしは●●を手にいれます」とメンバーに宣言して、新たに自分の手札にすることができます。

⑤②〜④を5周繰り返して、価値観ババ抜きは終了です。最後に残った5枚の価値観カードが、『大事にしている価値観』になります。
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それでは早速はじめましょう!

まずはテーブルに価値観カードを並べて、どんなカードがあるのかグループで眺めます。
そして、裏面にしてシャッフルし、最初に選んだ5枚の価値観カードが手札になります。

実は価値観ババ抜き、ごく簡単なように見えるのですが、かなり悩ましいゲームなのです。
なにせ、自分の大事にしたい価値観を取捨選択し守っていかなくていけないのですから...。

この通り、1周目はサクサクと、和気あいあいとカードの取捨選択が進みました。

しかし、2周目以降・・・
これだけは守り抜きたい!という価値観が出てくるので、
相手からその価値観を取られないか・・いやでもこの価値観は本当に大事なのか?と自分自身と対話する究極の時間が流れました。

葛藤するパブリックグッドメンバーはこちらです(笑)



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約30分間の価値観ババ抜きゲームは無事に終了!
ここからは、振り返り時間と気付きや学びのシェアに進みます。

最後に残った5枚の価値観カードは、
どれも同僚たちの性格・個性が際立つものばかりで「わかる」との声が多く聞かれました。
これは、パブリックグッドメンバーが日頃大事にしている価値観を、
社内コミュニケーションでも表現できているということの表れなのではないかと思います。

例えば、
●Aさんの場合

この5枚を選んだ理由:
仕事でもプライベートでも大切にしているのは、いつも「最高」な状態であることです。自分が最高でいられるための価値観を手元に残しました。「情熱」を持って仕事をし、「チームワーク」を大切にすること、「成長」を感じて、「楽しめる」ことが、私の「最高」な状態です。

●Bさんの場合

この5枚を選んだ理由:
仕事だけでなく、人生全体の中でだと大切だと感じる価値観を手元に残しました!中でも「ゆとり」が特に大切です。心の「ゆとり」は、人に対しての「優しさ」や「誠実さ」、自分らしい「自由」な生き方、そしてPR業務に欠かせない「創造力」など、
他の価値観の土台となる私のキー価値観です!


今回の価値観ババ抜きを通して、
その人らしさが出ている時には「わかる~」と思った場面もたくさんありましたが、
反対に「え!その価値観カードは不要なんだ!」と意外に感じたり、
「実はそんな価値観を大事に思っていたんだなあ」と新たな発見があったりして、
一緒に働くメンバーのことは知っているようでまだまだ知らないことだらけでした。

知らないことだらけだからこそ、お互いが気持ちよく仕事をする上で、
双方の大事にしている価値観、傷つけられたくない価値観を知っておくことは必要だと思います。

『価値観』という心に踏み込んだテーマなだけに、仕事以外でゆっくりと時間を取って、
一緒に働くメンバーと、そして自分自身と向き合うことができ良かったなと思いました。

【最後はみんなで振り返りの時間】




毎年、価値観カードの内容が変わる人、一貫して変わらない人もいるそうで、
振り返りのためにも、是非、年に1度は実施してみたいなと思いました。

来期に、どんな変化が起こるのか今から楽しみです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!



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