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私の生い立ち~社会人編① ライト~


このパートを書くにあたって

社会人4年目から30代前半にかけては、本当に人生の暗黒期でした。
思い出すことが辛くて、なかなか文が進まず、また、その見直しもとても難しい状態でした。もし、待っていたという稀有な方がいたら、遅くなって申し訳ありません。
共感してくださるも良し、他山の石とするも良し、シャーデンフロイデに浸るのも良し、です。
社会人編①は公開させていただきますが、②のパートは本当にめちゃくちゃ暗くて読むのも辛い方もいらっしゃるかもしれないので、そちらは有料とさせていただきます。

社会人(1社目)

概ね楽しかった1年目

23歳。学生時代のバイトでの嫌な経験から、出社初日はどうしようもないぐらい緊張してしまう(笑)
研修期間が終わり、OJTが始まったあたりから、周りがいい人ばかりなことがわかり、打ち解けていく。年齢層の近い女性が多い部署だったので、よく一緒に遊びに行った。
そういう居心地のいい職場に居たので、知らぬうちに仕事の苦痛を感じ辛くなっており、ワーカホリックに。
ちなみに、その時所属していた部署では割と頻繁に仕事の取り合いがあり、それだけみんな仕事に積極的だった。
順調なように見えるが、その途中で、私が早く仕事をこなしたいあまりに仕事が雑になっている、すなわちミスが多いということで割とドデカイ注意を受けたこともあった。そのことが後々ちょっとしたコンプレックスになった。

1年経たないうちに異動

24歳。部内異動になる(所属チームが変わった)。そのことで、私が使えないから異動の対象になったのではないかとえらく落ち込み、何人かの先輩社員や上司を困らせることに。
でも、仕事に慣れていくうちに与えられた仕事も楽しいと思えるようになった。周りの人たちも1箇所目の人たちよりは厳しいこと言うけど、やるべきことをきちんとやれば優しく面白い人たちであることもわかった。
ただ、やはり若干の年功序列というか、ベテランさんの意見のほうが正しいみたいな風潮が気になった。
具体例を挙げると、仕事の閑散期に、ちらほらと仕事がやってくることがあるが、時間があることを活かして注意深くその仕事に取り組もうとしたら、「忙しい時に一気に一緒にやったほうが効率がいい」と言われてしまったことなどがある。そればかりは当時、「???」と思ったし、そのベテランさんの年齢を越した今でも「???」と思っている。理解ができない・・・。
ただ、ベテランさんたちも「お局だなぁ!」と思わせる人も居たには居たが、そこまでヤバい人もいなかったように思う。
社内の人間関係以外では、取引先との電話のやりとりが多く、感謝されたり役に立てたと思えたりすると私も嬉しかった。
いつしか相手の役に立ちたいという思いが芽生えていた。
そういう思いから、いつかはお客さん企業に就職して活躍できたらいいな、と思うようになっていた。
その頃まではどちらかというとプラスのエネルギーがあったと思う。

合わない仕事、合わない人

部署異動になった。それまで懇ろにしていてくれた取引先の人たちと離れるのが嫌だった。異動先の仕事が社内で完結してしまう部署なので、私の志向と合うか少し心配であったが、その心配は的中してしまった。
また、その異動先の部署というのが悪口や噂話大好きでなおかつ雰囲気の暗い部署だったので、仕事以外のところでもストレスが溜まってしまい(むしろそっちのほうが大きい?)鬱病を発症してしまった。女の人が集まってコソコソ喋っている光景を見ると、悪口を言われていると思ってしまうところがあったからだ。私は人を信じることができていなかったのかもしれない。
いつしかフェードアウトするように休職に入った。
4ヶ月ほど休んで、同じチームの違う班に復帰。違う班になったとはいえ、部の雰囲気は変わらないし、元のメンバーが近くに居るのでストレスは変わらず、復帰後半年ほどで退職した。
新卒で入った会社には丸4年の在籍だった。
次の仕事を決めずに辞めてしまったけど、今度は仕事中に噂話などの私語をする暇のない会社に行こうと決めた。

番外編①(転職活動)

1社目の最後に居た部署が嫌だ嫌だと思ううちに、転職活動に興味を持つようになっていた。
部内異動になったあたりから、転職サイトに登録だけはしていたが、本格的に使い始めたのは、休職が明けてしばらく経ってからだった。
転職希望先としては、2つ候補があり、1つは、一箇所目で働いていた部署のお客さんにあたる会社(資産運用会社)だった。やはり役に立ちたいという儚い希望を叶えるチャンスが欲しかった。
もう1つは、会計士であった。
ちなみに、私は父と性格が似ていて、気が利かないところや不注意なところが大いにあった。
そんな父が会計士をしているので、父がうまく務めているなら…と思い、無謀にも会計士を目指してみようという気持ちもあった。
候補が2つある中、まずは転職活動を無難にこなし、転職に失敗したら会計士の予備校に通い出すことにしようと決めたが、結局、なんやかんやで2社目に内定を貰い、会計士にならずに転職することになる。
それが吉と出たか凶と出たかは神のみぞ知る。

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