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わたしが実家の本屋を継ぎたい理由
こんにちは、とまとです。
今回は、「わたしが実家の本屋を継ぎたい理由」について
書いておこうと思います。
最初のきっかけは父の言葉から
ありきたりなきっかけかもしれませんが、
小さい頃に、父からわたしに店を継いでほしいと言われました。
とまと家の家族構成は
父
母
姉(10歳近く歳は離れている)
わたし
という構成となっていました。
一般的な風潮からしたら、長女の姉が店を継ぎそうだと思います。
しかし、姉とわたしを比較したとき、わたしのほうが比較的外交的な性格だったためか、父はわたしに「継いでほしい」と言ってくれたのです。
わたしは、それが嬉しくて
「将来は、本屋さんになりたい」と思うようになりました。
そして、商業について学べる高校、
経営学部のある大学へ進学しました。
祖父が教材を卸すところから始まったお店
さて、大学を卒業するには卒業論文を書かなければなりません。
テーマをどうするか悩んでいたのですが、
まずは、父へインタビューをしてみることにしました。
(とまと家には家族の団欒の時間はなかったため交流は少なかったのです)
最近の売上はどうだとか、いつから父はお店をやっているのだとかいろんな話を聞いているうちに、お店が始まったきっかけは何だったのかという話になりました。
タイトルにもあるように、祖父はお客様の教育の手助けをするために、業者から教材を買い、それをお客様に提供することから、始まったそうです。
その話を聞いたとき、単純なわたしは
「素敵すぎる…!」
こんな感想しか出てきませんでした。笑
とにもかくにも、それに感銘を受けたわたしは心の底から、お店を残したいと思うようになりました。
まとめ
簡単にまとめると、
①父の言葉がきっかけ、父の気持ちに応えたくて本屋を継ぐことを決意する
②父から、創業者である祖父がどのような経緯で本屋を始めたのかを知ってから
実家の本屋を継ごうと決意しました。
みなさんもご存知かと思いますが、出版業界はとてつもない危機にさらされています。
電子書籍の普及も進んでいますが、全体的に売上が落ちているのが現状です。(人口減少も影響しているのでしょうね…)
ノルウェーのアン・マンゲンらは、学生に短編小説を読んで、それについての質問に答えるように指示した。学生の半分はKindleで読み、半分はペーパーバックの本で読んだ。すると、紙の本で読んだほうが、画面で読んだ人たちよりも、小説の筋を時系列順に正しく再現できた。
ほんの少しのことかもしれませんが、紙の本が電子書籍より勝るものがあります。
実物を手にとって購入を検討していただけたらと思います。
「実物を手に取る経験」を残すために、わたしたちは頑張ってまいりますので応援していただければ幸いです。
では、最後まで見ていただきありがとうございました!