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書評 レオポルド・ショヴォー作、出口裕弘訳、「年をとったワニの話」 (福音館文庫)
レオポルド・ショヴォー作、出口裕弘訳、「年をとったワニの話」 (福音館文庫)
これは、作家のお父さんショヴォー氏が息子のルノー君のために作ったお話集です。
子どもにせがまれてお話を作っていくうちに、お父さんがどんどん想像力を刺激されていくのがわかります。
自分が...、子どもにどんなお話をしたのか、そしてお返しに、子どもはどんなお話をしてくれたのか。記録しておくことはとても大切ですね。
ルノー君が4才から8才になるまでの二人のお話づくりの記録は、ショヴォー氏とルノー君のお話集として、本書を含め、5冊の本として出版されています。