自分に期待し、仲間を信頼しよう#4
東京シェアハウスには「誰もが居場所ある未来を作る」という企業ビジョンがあります。
私たちはその未来を実現するために、会社内でCredo(信条)と呼ばれる、5つの大切にしたい価値観を共有しています。
今回は前回に引き続き、第4に掲げる「自分に期待し、仲間を信頼しよう」についてお話ししたいと思います。
でも”チームワークのある会社”とはどんな会社のことを言うのでしょう?
今の社会って投資家や個人経営者など、ごく一部を除いて、ほとんど全ての仕事や活動が複数人のメンバーで成り立っていますよね。
このCredoはそういう意味でも、組織における「個」と「チーム」の関係性についての重要な価値観です。
チームワークで大切なのは、「自分だったら何ができるだろう」とメンバー一人ひとりが常に考えながら動くことではないでしょうか?
東京シェアハウスでは、メンバーが学生であっても特別扱いはしません。
知識や経験では社会人に劣るかもしれませんが、絶対にその人にしかできない役割があると考えているからです。
事業の成長や自分自身のスキルがどんな段階にあったとしても、「自分にはできることがある」と信じること。これこそが”自分に期待する”ということだと思います。
チーム内での役割を意識すると、仲間の役割や仕事内容も自然と見えてくるようになります。
人は誰しも得意、不得意があります。大切なのはメンバー全員がそれぞれの強みと弱みを理解し、全体をみながら、自分の個性を活かして貢献することです。
「私は〇〇ができないので、良ければお願いしてもいいですか?」
例えば、この会話のように自分の担当している業務や作業を他のメンバーにお願いする場面はきっとどの職場でもたまにありますよね。まずはこうした頼みごとを遠慮せずに言えるような雰囲気づくりは必要不可欠です。
「僕は◇◇ができるので、良ければやりましょうか?」
ではさらに、この会話が自然に生まれるチームはどうでしょう?
これを実際の職場で言えるようにするには、まず自分のできることに対して自信を持ち、同時に相手の状況も把握していなくてはいけません。
社内のコミュニケーションが活発じゃないと出てこない台詞だと思います。
私たちが目指すチームワークとは、こうした会話も含め、”自分だけでなく、仲間と信頼し合える関係性”を築くこと。
自分のできる役割を見つけて、チームとして欠けているピースやポジションを埋めていく。こうした試みを実践することで、良いチームワークというものが生まれていくと信じています。
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