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銀座のあのあと、”わたし”のあれから。


「銀座へおでかけプロジェクト」とは

こんにちは!東京おでかけプロジェクトです。

病児や障害児を育てる母親向けに、「自分を大切にする時間を持ってほしい」という想いからはじめた「銀座へおでかけプロジェクト~ママが”わたし”に戻る週末」。

銀座にあるROSEGALLERY資生堂パーラーをお借りして、2023年3月からはじまった取り組みは、これまでに計5回、20名の方を対象にイベントを開催してきました。

参加者のみなさんからこれまで何度か「また皆さんとお会いしたい!」というご要望があったことから、今回はAfter Rose Partyと題し、過去の参加者全員をお招きした同窓会イベントをTHE KNOT SHINJUKUで開催しました。

「“○○ちゃんママ”ではなく、1人の女性として楽しんでほしい」

この日もいつもどおり、唯一のルールは

「ママさん」「お母さん」「〇〇ちゃんママ」と呼び合わないこと。

お名前で呼び合うこと。

とにかく自分にわがままに、自分本位に時間を過ごしてほしい。

イベントは、MiMCにご提供いただいた世界最高峰のブルガリアンローズからつくられた、オーガニックインナーセラムドリンクのノンアルコールカクテルを片手に、ROSE GALLERYを運営する(株)ジャパン・フラワー・コーポレーション松村社長のWelcome Talkからはじまりました。

高貴で芳醇なブルガリアンローズの香りにうっとり
MiMC広報の国分さん

久しぶりの再会をたのしむ参加者たち

この日、参加してくれたのは15名のみなさん。感染リスクが高く、体調を崩しがちな子どもを育てていると、なかなか全員が揃うことは難しいのですが、欠席連絡をくれていた方々以外は全員集まることができました。

最初のテーブルは以前一緒にイベントに参加したメンバー、そしてスタッフと。「その髪型かわいい」「すてきな洋服」の歓声が飛び交い、久しぶりに再会をなつかしむみなさんの声が弾みます。

新しい出逢いと交流を楽しむ

ふだんあまりゆっくりお話できない東京おでかけプロジェクトの取り組みについて、代表の中嶋から紹介を終えると、「新しい出逢いがたのしみ!」と言っていたみなさんの声に応えて席替えタイム。

ドキドキしていたのも束の間。どのテーブルでも話に花が咲いて、気づけばあちこちでたくさんの笑顔が溢れていました。

ママじゃない、”わたし”の時間。限られた時間を目一杯たのしもう!とはしゃぐみなさんの様子が印象的でした。

そして今回のイベントは、メイクをするかわりにMiMCの素敵なメイクグッズをたくさんご用意いただきました。

みなさん新しい出逢いに心躍りながら、メイクコーナーにも興味津々。いつも魔法にかけてくれるメイクアップアーティストのMamiさん、MiMC国分さんのサポートもあり、見たことのないアイテムに目を輝かせます。

実際に試してみたり、「これ、絶対に似合うよ!」と勧め合ったり、褒め合ったり。終始、メイクコーナーからは歓声が沸きあがっていました。

”わたし”のあれから

最初のイベントを開催してから約1年。みなさんはあれからどうしていたのか?

各テーブルでどんな変化やチャレンジがあったのか、それぞれのストーリーをお話してもらったあと、どのエピソードが1番響いたのか教えていただきました。

「銀座へいくのも躊躇していたわたしでした。それまでも、いろんなことに対して行けるかな、できるかなって悩むことも多かったんですけど、『銀座へおでかけプロジェクト』に参加してから、『行くの一択にする』って決めたんです。そしたら、たったの一歩だったのに、一歩踏み出したらいろんなことにトライできるようになりました」

「今までドタキャンしたら悪いな…と昔の友人に会えずにいたんですが、プチ同窓会を銀座でしてみたら最高に楽しくて。来年も同じ時期に集まろうってなったんです。『銀座はわたしの街よ』なんて顔をして、来年もわたしが幹事をする予定です」

他にも、「断捨離をしてときめく服だけにした。」「前よりメイクをするようになった、きれいめな服を意識して買うようになった」など、すぐに実践できそうなものから、新たに畑を借りて家庭菜園をはじめたり、ずっとやってみたかったフラメンコに挑戦した人など。

どのエピソードにもみなさん刺激をもらったり、わくわくしたり。思わずこちらもやってみたくなるようなエピソードばかりでした。

そして最後は東京おでかけプロジェクトからちょっとサプライズ。

会場のみなさんとスタッフの心に1番響いたエピソードを教えてくださった方にROSEGALLERY銀座から花束をお渡ししました!

ある回のみなさんは、だれが一番最後までバラを綺麗に保てるか競争していたそう。そのお話を聞いて、ROSEGALLERY銀座のみなさんもとっても嬉しそうでした。

昔とは環境も生活も違っていても、心躍るすてきなものにどきどき、わくわくときめく気持ちは消えないし、今もきっとキラキラときめくものは変わらない。

少し思い出すのに時間がかかっても、大丈夫。

だって、こんなに心の底からみなさん、笑っている。
だから、大丈夫。

自信と美しさにあふれる皆さんに会えて、スタッフもまた次回のイベントに向けて全力でみなさんをお迎えしようと強く思いました。

「花を愛でること」「自分を愛すること」

病気や障害がある子どもからは、こんなに世界はやさしさで溢れているんだと気づかせてもらうことがたくさんあって、幸せ。

いつも参加してくださる皆さん、そんなふうにそれぞれのストーリーをシェアしてくださいます。

ROSEGALLERY銀座からはバラのお土産

「自分を大切にする」って、とっても大切で、とっても難しい。

忙しい毎日の中に少しでも「花を愛でる」「ご自愛する」、そんな自分のための時間やときめきを持ってもらえるきっかけに今回のイベントがなったなら、嬉しく思います。

人ってたぶん、何かがんばるには「リセットする時間」「ご褒美の時間」が必要です。

明日からまた家族とめいっぱい向き合うために。

「お花を買ってみようかな」と街の彩りに気づく余裕を持つために。

これからも、東京おでかけプロジェクトでは、「未来を変える、ひとときを」目指してイベントを続けていきます。

さいごに

今後も継続的に活動を運営するため、東京おでかけプロジェクトでは、年間を通して寄付を募集しております。

医療や福祉の制度では、お子さんの病気や障害の種別、診断の有無、年齢によって対象にならない方もいるのですが、どんな方にも気軽にご参加いただきたいという想いから寄付での運営を行っています。

親が一人で外出するイベントでは、「参加者のみなさんに負担や罪悪感なく、安心しておでかけしてほしい」という想いから、参加者がイベントに参加する間、自宅で待っている子ども達の遊び相手をしてくれる専門職を目指す学生サポーターの派遣や、理由を問わずご使用いただける費用を支給しています。

なので、「パパに頼らずヘルパーさんにお願いしたい」、「この日は気になっていた家事代行サービスを試してみて、晩御飯をお願いしちゃおうかな」、「遠方から新幹線に乗るからお言葉に甘えちゃおう!」など、イベントに出てくるための負担は少しでも軽減してほしいと思っています。

ご寄付いただける方は、いずれかの方法でぜひお願い致します。

◆振込み口座
三井住友銀行 中野支店 普通4994025
三菱UFJ銀行   中野駅前支店 普通 0576715

◆クレジットカード決済・グッズ購入による寄付

◆「WeWard」アプリで歩いて寄付する
※紹介コード「YUM+-iygPQ」をぜひご利用ください

Special Thanks

銀座へおでかけプロジェクト SUPPOTERS

撮影:吉澤 健太
特別協力:ROSE GALLERY GINZA、山本麻未、増山游斗
協賛:MiMC

ご寄付・ご協力いただいた皆様

■法人サポーター
WeWard

■個人サポーター
高橋洋平、岡村祐美、鈴木碩子、荒牧順子、池井淑糸、寺村日蕗香、横川浩子、橋本和彦、平野みなみ、岡田大輔、森幸江、伊藤 恵子、山本 晃平、西 由香

■マンスリーサポータ―
永島 崇子、匿名1名

(順不同・敬称略)


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