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集中力が続かない人が1日10時間勉強する確実な方法と続けるための対策

 今回の記事は私が行っているオリジナルの勉強法でその名も『10時間勉強法』についてまとめています。この勉強法を取り入れることで、想像以上に効果があったので、今回この記事にて公開することにしました。


1.はじめに~10時間勉強法とは何か~

 そもそも10時間勉強法とは何かというと、ひとつの科目を10時間通して行う勉強法です。例えば受験勉強なら10時間ずっと数学をやるイメージです。実にシンプルな勉強法なので、時間さえあれば誰でも実践することが可能です。

同じことを連続10時間勉強するというのは、言語化するとものすごくエグい話になるかと思うのだけど、好きなことに一点集中してしまうと、あっという間に時間が過ぎてしまうのです。結果的に10時間やってしまったというだけの話で、シングルタスクこそ最強なタイムマネジメントなのです

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2.10時間勉強法を勧める3つの理由

 では10時間勉強法がどういうものかわかった上で、このコーナーでは私が10時間勉強法を勧める主な理由を3点だけ紹介します。


2.1.超人的な集中力を手に入れられる

 10時間勉強法を実践すると、自然と集中力を身に付けることができます。なぜなら10時間勉強法を繰り返すことにより、集中することに慣れてくるからです。

 実は私は一つの事に集中することが苦手なタイプで、集中できるのが30分がやっとという状態でした。しかしこれではだめだと思い、この勉強法を思いつきました。

 実際にやってみると、自分が興味ある分野ならば、ほとんどの場合、夢中になれる時間を確保することができました。さらにこのやり方に慣れてくると、他の科目にも応用できることを知り、今では定期的に行うまでになりました。

 このように普段から集中力が途切れやすいタイプの人にも効果のある勉強法だと自信を持って言えます。


2.2.速やかに学習が進む

 10時間勉強法を取り入れることにより速やかに学習が進むようになります。理由はシンプルで一つのことに集中できるからです。

 人間は無意識のうちにいくつもの選択肢の中から選んで生きています。勉強をするときも科目を切り替えるごとにストレスを感じたりしています。

 10時間勉強法を取り入れることにより、切り替えをする回数が減っていきます。それが結果的にストレスを軽減でき、ひとつのことに集中できるわけです。


2.3.早めに改善策を打てる

 10時間勉強法を取り入れると1日の学習がとても捗ります。その恩恵として短期間で理解の有無が把握できたり、改善点を見つけ出すことができます。

 私の場合、調子がよいときは改善点が1日単位で把握できるので、その日の夜にノートにまとめたりしています。さらに検証して見つけた改善点を次の日に実践することが可能なのことも、学習を速やかに行えるひとつの要因です。


3.10時間勉強法の具体的な方法5STEP

 ここまで読んで、10時間勉強法に興味を持っていただけたらうれしいです。それではいよいよ10時間勉強法の具体的な方法について触れることにしましょう。


3.1.予めやるべきことを決めておく

 10時間勉強法を取り入れる際、最も重要なことは、予めやるべきことを決めておく、ことです。理由はやるべきことを決めておかないと、いざはじめようとしても何から手をつけてよいかわからなくなるからです。

 私の場合、前日の夜にやるべきことを決めています。10時間を1時間単位に分けて決めています。そうすることで、1時間ごとに何をするのか迷わないで済むし、10時間という時間を有効に使うことが可能です。

 10時間とは長いようで、あっという間に過ぎてしまいます。その時間を有効に活用するためにも、やるべきことを前日に決めておきましょう。


3.2.時間を確保する

 10時間勉強法を実践する際は、10時間確保することが大切です。仕事を持っている人は、そのような時間を確保することは難しいと思いますが、休日をフルに使ってみるのが良いかと思います。

 実際私も10時間勉強法を取り入れられるのは休日です。一日中空いている日があればラッキーだと思い、その時間に使います。

 1ヶ月の予定を見渡して、この日は使えそうだなと思える日があれば、予定表にマークしてしまいましょう。


3.3.90分おきに10分休憩を挟む

 90分おきに休憩を挟みます。というのも10時間勉強法といっても人間が10時間通しで集中することは難しいからです。集中力を安定的に保ちながら10時間を持たせるには、一定の間隔で休憩を挟む方が効果的です。

 休憩の方法として例えば、私の場合は、水分を取る、少しだけお菓子を食べる、軽く体を動かす、横になる等、その時々によって変わってきます。特に日頃パソコンを使うことが多いので、目を閉じたり、足を伸ばしたりすることが多いです。

 集中力を持続されるためにも、一定の間隔で休憩を挟みましょう。


3.4.10時間のうち1時間は運動に充てる

 10時間のうち1時間程度は外で運動する時間に充てましょう。というのも集中しているときは無意識に体が膠着し、血流が悪くなっていることがあるからです。そうなると頭に血液がまわりにくくなり、思考が鈍くなってしまいます。休憩のストレッチとは別に、外で体を動かす時間を、1時間程度設けましょう。

 私がおすすめするのは、ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動です。有酸素運動をすることで、血液が酸素と一緒に体中を駆け巡り、硬直した体をほぐしてくれます。さらに頭に酸素が供給されることで、頭の回転も速くなります。また、外の景色を眺めることで、リラックス効果も期待できます。

 積極的に外に出る時間を確保しておきましょう。


3.5.10時間経ったら振り返りメモをする

 10時間勉強法が終わったら、必ず振り返りメモを取るようにしてください。理由は先ほどの「2.3.早めに改善策を打てる」でも述べましたが、自分の時間の使い方を可視化できたり、学んだことに対してのフィードバックを得ることができるからです。

 自分の短所も把握しやすい分、その場で改善策が見つかることも多いので、それを次の日に実行へ移すことも可能です。

 1週間に一度振り返る人と、1日おきに振り返る人では、後者のほうが改善できる回数が多いのは確かですよね。自分の成長を加速させるためにも、振り返りメモはしっかり取っておきましょう。


4.10時間勉強法を続けるための4つの対策

 10時間勉強法の具体的な方法もしっかりわかったので、ぜひ取り入れてみたいと感じていただけたでしょうか?
 しかしちょっと待ってください。もう一押しさせてください。続けるための対策をしっかり読んで、最高のパフォーマンスで実行してみてください。


4.1.予め部屋を整理しておく

 10時間勉強法の効果を最大限に引き出すためには、やるべきことに一点集中できる環境作りが大事です。そのためにも予め部屋を整理しておくことが大切です。

 特に気が散りやすそうなマンガやアイドルの写真集などは、目に入ってしまうとその後ずっと気になってしまうことが多いので、別の部屋に移す等して、とにかく目に入らない工夫が必要です。

 集中できる環境を整えることが、10時間勉強法には必要です。


4.2.使用するテキストは机の上に置いておく

 10時間勉強法をはじめる前に、勉強道具を机の上に置いておきましょう。なぜなら勉強の最中にどのテキストからやろうか、どのページからやろうか、と迷っているとそれだけで集中力が途切れ、時間だけが過ぎてしまうからです。最悪の場合、出だしがよくないという勝手な理由でやめてしまうこともあるので、細心の注意が必要です。

 10時間勉強法をやると決めた瞬間から机の上には、必要なテキストや道具だけを置いておくだけにしておきましょう。


4.3.スマホは部屋に持ち込まない

 必要がなければスマホは部屋に持ち込むのは避けた方がよいです。理由は、実はスマホは目に入るだけで集中力が低下してしまうからです。

 ちょっとしたアラームが気になってしまい、ついつい確認した途端に、一気に集中力が途切れてしまい、意識がスマホだけに向かってしまい、勉強が疎かになることもあるので、これは十分に注意して欲しいです。

 特にLINEやSNS等のアラームが頻繁になる人は持ち込みを厳禁にしてください。


4.4.適度な温度を保つ

 適度に部屋の温度を保つように設定しておいてください。実は温度変化はかなりのストレスになり、集中力を下げる要因になっています。

 特に夕方以降寒くなってしまい、上着を用意しようと、部屋から離れた途端に集中力が落ちてしまうことは、私も経験があります。

 さらに冷えすぎのせいで、腹痛を起こしてしまったらその日は勉強ができなくなってしまうこともあります。

 また夏は暑い部屋で勉強をしようとしてもほとんど集中できません。ひどいときは熱中症になってしまうこともあるので、エアコンを利用して適度な温度を保つようにしてください。

 温度変化には十分気をつけるようにしてください。


5.10時間勉強法の効果

 さて、ここでは10時間勉強法を実践したあとの効果についてみておきましょう。10時間勉強法を習得したあと、どんな未来が待っているのでしょうか。考えただけでドキドキワクワクしませんか?

 ここで並べた効果は私が実際に体現したものを効果があった順番で並べています。このような効果を期待したいのなら、ぜひやってみてください!


5.1.人格が変わったように集中力が付く

 10時間勉強法を取り入れると、人格が変わったように集中力がつきます。

 私も実は集中力がなく、10分ももたないタイプでした。しかしそれでは学びたいことも学べないし、長期的にデメリットが目立ってしまうと考え、この方法を思いついたわけです。実際にやってみると、自分がここまで集中力があると驚きが隠せません。

 さらに一度10時間勉強法で集中力を鍛えることに慣れると、いろいろな場面で集中力を発揮することができます。たとえば「人との会話に集中できる」「趣味やスポーツに集中できる」「大事な場面を覚えていられる」等、効果は絶大です。

 集中力がないと自覚している人ほど、取り入れてほしいです。


5.2.集中力が付くと自信に繋がる

 理由はわかりませんが、私が実際に感じる効果として、集中力がつくと自信につながることがあります。おそらく、集中力をつけると、物事を集中して覚えようとするため、記憶力が上がる効果と、集中すべきか否かを瞬時に判断できるようになるため、無駄な情報や人の意見をシャッドダウンすることが可能にあるからだと思います。

 もちろん人によると思いますが、集中力を上げる10時間勉強法の効果は大きいと感じています。


5.3.シングルタスクで進めることで迷いがなくなる

 先ほど説明したとおり、10時間勉強法は予めやるべきことを決めて、それに一気に集中する勉強法です。つまりやるべきことに迷いがなくなり、シングルタスク(一点集中)状態で進めることができる勉強法です。

シングルタスクで進めることができる分、決断する回数も劇的に減り、決断疲れを起こすことなく、学習を進めることが可能です。結果的に10時間勉強法を取り入れることにより、疲れにくい勉強が可能です。

 特にやるべきことが多い人、いろいろ勉強したいが何から手を付けてよいか迷っている人にとっては、この10時間勉強法は劇薬になりますが、かなりおすすめです。


5.4.昨日できなかったことが今日できるので、達成感がある

 10時間勉強法のあとは、学んだことに対する達成感が得られやすくなります。理由は学んだことをしっかり記録に取り、その日のうちにフィードバックを得られるからです。さらにその達成感は学んだことに対する達成感なので、モチベーションに依存している達成感と違い、しっかり成長しているはずです。

 長時間勉強していても、なかなか進まない、達成感も得られない、という人はもしかしたら色々な科目の勉強をやり過ぎているのかもしれません。一度ひとつの科目に絞って10時間勉強法を取り入れてみてはいかがでしょうか。


5.5.目標までの道のりが短くなる

 10時間勉強法を取り入れることにより、目標までの道のりが短縮されます。理由は勉強時間が増えるだけでなく、集中して勉強をする習慣を付けることができるからです。なのでそれ以外のところでも集中力を発揮しやすくなります。10時間勉強法で同時に集中力を鍛えているわけですね。

 集中力が発揮しやすくなると、短時間の勉強でも集中力を発揮しやすくなります。例えば30分間の通勤通学の時間帯に読書をしたいと考えている人は多いでしょう。しかし実際は電車の中など人が大勢いる中での読書はなかなか集中できないものです。

 そのような場面でも集中力を発揮し、物事にしっかり向き合えると目標達成までの道のりが短くなるのは間違いないです。


5.6.もう一回やってみたくなる

 この10時間勉強法は一度やって効果を実感するとやみつきになります。私は思いついたときに実際にやってみて、その日のうちに効果が期待できました。勉強に対する楽しさも倍増しました。

 さらに普段の勉強と比べて長時間なのだけど、ほとんど疲れを感じることがありませんでした。むしろ最後に行う振り返りノートを書くときはむしろ達成感の方が強く、「次も楽しく頑張ろう!」という気持ちになれました。

 実際にやってみると効果がわかるので、ぜひやってみてください。


6.まとめ

 今回は私が開発した『10時間勉強法』について記事を書きました。10時間勉強法のポイントはおもに次の3点です。

①ひとつの科目を10時間通して学ぶ
②10時間のうち1時間程度は運動時間に充て、心身ともに健康を維持する
③最後に振り返りノートを取り、改善すべきところは改善する


6.おわりに~私はもともと集中力がなかった~

 私はもともと勉強に対する集中力がほとんどなかったです。好きなことが見つかると集中できますが、そうでないことに関してはなかなか厳しかったです。しかしこれではダメだと思い、自分でも取り組みやすい方法を模索した結果、今回の『10時間勉強法』に行き着いたわけです。

人の成功体験を話を信じ込むのは危険。成功体験は人それぞれだから。集中力があり1日10時間勉強に向いている性格の人もいる一方、注意散漫してしまい、集中力が続かない人もいる。私は後者のタイプ。前者を真似ても成果は得られないのは明白。注意散漫する人は【時間配分】をしっかり決めることが大切

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 定期的にこの勉強法を取り入れている現在では、以前より確実に集中力を増やせたと実感しています。主な効果は「ひとつの科目の細部まで学ぶことができる」「集中したいと思ったら集中できるマインドを手に入れた」「短期時間でも集中力を発揮できる」「成長が実感でき、自己肯定感がアップした」等、多岐にわたります。

 実はこの『10時間勉強法』は、集中力がないと実感している人にぜひ試して欲しい勉強法です。最初は1時間からスタートしても構いません。慣れてきたら2時間、4時間、7時間と少しずつ増やしていけば大丈夫です。私も最初は1時間からスタートして時間を増やしていきました。

 ただし今現在、集中力を発揮できる時間を常に確保している人は、そのやり方を続けて欲しいです。新しいやり方に変えて集中力しにくくなってしまうのはよくないので、このままのスタイルで続けてください。

 集中力が続かない、成果が得られない、等という人は一度試してみてください。冒頭でも述べましたが、かなりの劇薬になるので、使用の際は十分にご注意ください笑


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