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夢を叶えて「東京ばな奈」の新作クッキー開発!商品企画担当の若手社員に迫る(前編)

こんにちは!東京ばな奈のSNS担当・T氏です。

お菓子の生産に関わった社内の人間に話を聞き、「東京ばな奈ワールド」のお菓子を知っていく社員紹介シリーズ ~教えて!東京ばな奈の社員さん~

今日は2人目!開発者にインタビューです!
前回は、登場したばかりの東京ばな奈の新商品「東京ばな奈のチョコバナナクッキー」(以下「チョコばな奈クッキー」)のパッケージデザインを担当する若手デザイナーのお話を聞きましたが… 今回はお菓子そのものの話をもっと聞いてみたい!と思い、開発を担当した後輩社員(Nさん)にお話を聞いてきました。

なんと、実はお菓子の開発が幼い頃からの夢だったというNさん。同じフロアで仕事をしていてもはじめて聞くような話がたくさん出てきて聞き応え満載でした!ぜひじっくり読んでいってください!

Nさん

ーー今日はよろしくお願いします。私の一つ下の代だから…Nさんは今入社4年目ですよね?

そうですね!販売や工場の研修などを経て、企画開発の部署へは着任してもう2年になります。

ーー私のいる広報関係の部署と商品の企画開発部門は同じフロアだから話も見聞きしますが、Nさんは色んなブランドに関わっていますよね

まだまだ先輩社員に付いて色々教えてもらいながらではありますが…自分は今、主に先輩が元から担当されていた「ベリールビーカット(以下 VRC)」というブランドと、「キャプテンスイーツバーガー(以下CSB)」の商品開発に関わることが多いです。
中でもCSBでは、ブランドの方向性の検討とかもさせてもらってます。そして、「東京ばな奈」は1年ほど前からブランドや菓子の勉強をさせてもらって、最近、商品開発にもしっかり関わるようになりました。

左:VRC 右:CSB

ーー「東京ばな奈」はうちの会社(以下 グレープストーン)の主力ブランドですからね、期待されている証拠だと思います。そんなNさんは今回、新商品にまで関わることになったわけですが「チョコばな奈クッキー」はどんな経緯で開発を担当することになったんですか?

先ほどもお話ししたように、ずっとメインで「東京ばな奈」の担当をされていた上司の元で1年ほど前からばな奈ブランドの商品開発について学んでいました。その実働部隊としての役割を継がせて頂くタイミングで、ちょうど「チョコばな奈クッキー」の発売の話が社内で出たんです。

その上、この「チョコばな奈クッキー」の生産には型押しクッキーの技術を使っているんですが、自分にはVRCの商品開発時に先輩社員の横で型押しクッキーを生産する時の苦労を近くで学ぶ機会がありました。作り方の注意点、どう製造機械に落とし込んでいくか、配合はどうするか、といった部分はその経験を大いに参考にしました。

VRCの型押しクッキー

ーー今回の開発にはここまでの部署での経験が活きてたんですね!

はじめはVRC担当、次いでCSB。少しずつ関わるアイテムを増やしながら、1年ほど前からばな奈ブランドを勉強して。満を持してのばな奈ブランド新商品の担当でしたね!

ーーデザインを担当したHさん(前回のインタビュー)もこれがばな奈ブランド商品初担当だったと話していらっしゃったので… ということは「チョコばな奈クッキー」って若手たちの集大成じゃないですか!そういう商品が多くのお客様に選んで頂けるのは嬉しいですね。

はい!Hさんもですが、自分にとってもはじめてのばな奈ブランドの商品だったので、たくさんの方が手に取ってくださりとても嬉しいです!

(前回の社員インタビューはこちら☟)

ーー「チョコばな奈クッキー」の開発はスムーズに進みましたか?

実は「チョコばな奈クッキー」は、ばな奈ブランド期待の新商品として社内で案が出てから発売まで短期での開発スケジュールだったんです。

実際いつから動いてたか、正確には覚えてないんですけど…夏に登場させたいねって話が出ていて。発売に向けて精一杯走るのみでしたね!

ただ、どんな製造機械でも出来ること出来ないことがある中で、こちらにはもちろん目指したいクッキーの食感はあって… 機械適正(お菓子の配合がその機械に合うか合わないか)を踏まえたうえで、どう実現させるかがとても大変でした。それらも含めとてもいい経験をさせていただきました。

ーークッキーの配合ってすごくシンプルですよね。ということは…

そうです、だからその分、配合を変えるのはすごく難しくて。
実は今回取り組むにあたって、自分の中で実現したい味があったんですが機械にその味の配合が合わなくて。その自分が理想とする美味しさを、使用する機械で叶えるために、何度も何度も試しました。試作数は100パターンは超えてると思います(笑)

何度も何度も試作したこだわりのクッキー

ーーものすごい数と時間をかけたんですね。すごい根気です!

完成した配合は社内の人にも配合は秘密にしたいくらいのオリジナルです!(笑)求めていた美味しさを再現できたので、みなさんにいっぱい食べてほしいです。

ーー他にも力を入れたポイントはありますか?

「東京ばな奈」だからこそできる価値の創造にも力を入れました。具体的にはサステナブルな世界が呼びかけられている今、我々ができることとしてSDGsを意識した原料「もったいないバナナ(※後述)」のパウダーを使用しています。

「米粉だよ!東京ばな奈もちふわ」の生産を通してバナナの廃棄量を減らす「もったいないバナナ」プロジェクトの存在は知っていたので、バナナスイーツの代表企業として、原料を通して、SDGsに貢献もしていけたらなと考えました。

ーー色んなことを考えて開発されていたんですね!その中でも、これから食べる方に特に注目していただきたい部分はどこですか?

美味しいモノを提供する者として、やはり一番は味、食感です。一般的なチョコがけ菓子だと、何もかかっていない部分は味がしなかったり、チョコを楽しむための添え物的な食べ物になってしまっていることも多いのですが、この「チョコばな奈クッキー」はクッキーにもこだわっています。

合わせて食べるから美味しい、だけでなくクッキー部分だけでもかなり美味しいと感じていただけるようなものが出来ました!クッキーも主役、チョコ味も主役です。

チョコ味もクッキーも、どちらも美味しくできました!

ーーなるほど!クッキーがすごく美味しくて、チョコ味がかかってさらに美味しいお菓子ってことですね。たしかにめっちゃ美味しいです。クッキーの試作については先ほど話していただきましたが、チョコ味の方も配合は考えたりしたんですか?

どういった原料を使うのかなど、たくさん検討しました。なので、もちろんチョコ味部分にも思い入れはあります。ただ、やはりクッキーの試作にはかなり苦労したので、少しクッキーへの思いが強いです(笑)

ーー私も社内のテストキッチンで何度かNさんが試作している姿を見かけましたが、大変そうでしたもんね。

手で型抜きするのと本生産で使う機械で型抜きするのでは圧力が全然違うので、かなり食感も変わって大変でした。焼き加減も会社のテストキッチンと工場生産のオーブンは火の入り方が異なるので、どのようにして試作品を再現するのか何度も検討しました。実現したい味のためにこだわっていたかわりに、焼き崩れのコントロールが難しい配合でした...。

ーーでも、その甲斐あってめっちゃ綺麗なばな奈の形が出来上がってますよね、お疲れ様です!

ありがとうございます!頑張って良かったです!

お菓子が出来ていくまでのお話をじっくり聞いていたら大幅に時間を超過してしまったくらい情報もりもりのNさんのインタビュー。企画ってどんなことをする部署なの?なんでグレープストーンに入ったの?などなど、業務のことからインターンでのエピソードまで面白いお話がまだまだたくさん聞けたので、続きは後日更新する【後編】をお楽しみに!


「もったいないバナナ」を使用したお菓子

※「もったいないバナナ」とは?
https://www.dole.co.jp/special/mottainaibanana/
「もったいないバナナ」プロジェクトは、株式会社ドールが推進する廃棄バナナを削減するSDGs活動。東京ばな奈ワールドでは「東京ばな奈のチョコばな奈クッキー」の他、「米粉だよ!東京ばな奈もちふわ」も参画しています。

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