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イシューからはじめよを文系女子が読んで
私は30代前半の会社員。
この週末、ついに、あの有名な『イシューからはじめよ』に挑戦してみた。
どん。
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しかし当方コンサル勤務でもなんでもなし。
読み進めていくうちに…
え、内容めっちゃ難しくない?!
大まかなストーリーと伝えたいことは理解できたが、自分のなかで中身を噛み砕き、今の仕事や実務に落とし込むことはなかなか高度であると感じた。
しかし安心してほしい。
本の最後には、「まずは自分でやってみて、困ったことがあれば本書に立ち返り参考にしていくことが、この本の読書体験」というようなことが書いてあった。
ミニマリストなため買った本は読み終わったらすぐ古本屋に還元する私だが、この本は指南書として手元に置いておこうと思う。
一方、難しい内容ながらも、「この本で一番大切なことはこれだ」 と私なりに感じたものがある。
それは、
仕事は、卒論やエッセイ(英語)を書くときの思考プロセスと同じである
ということ。
わたし自身、大学生のとき初めて英語でのエッセイや卒論を書いた時、この思考方法を使ったのだが、とても苦労した。
・問題提議
・自分なりの仮説だて
・それを支える(あるいは覆す)証拠をリサーチ
・サマりながらストーリー仕立てにする
日本人は「作文」のように、起承転結で物事を考える癖がついているように思う。そのような物語思考から、問題提議ドリブン思考にスイッチさせることに、私は当初とても違和感があったし、なかなか苦労した。
自分が立てた問題、仮説は間違っているんじゃないか、、?
間違っているのであればその証拠を調べるのは時間の無駄では、、?
誰かに設定してもらった「問題」を解くのは得意だけれど、自分で問題を設定するのは怖い。やり方もよくわからない。
そういった日本人は多いのではないだろうか?
最初はこの思考方法にとても苦労するが、本書を参考にしながら、実践に少しずつ落とし込んでいくことで、だんだん慣れていくと思う。
私も、この本を何回も読んで、少しづつ自分の仕事で試してみることで、イシューからはじめることを、自分の型にしたいと思う。
人生は何かを成し遂げるためには、あまりにも短い。