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【うつ病ノウハウ】38:あなたの仕事の進め方、部下は納得していますか?(上司の方向け)

がんばらないひと、とことこてーです。
以前の記事は自己紹介記事を参照下さい。


今回は上司目線で仕事を進めるとき、本当に部下がついてきているかを一例で考えたいと思います。

上司と部下の仕事についての考え方にズレが
あると、部下の自己肯定感が下がることがある
という話です。

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ある仕事があり、部下に任せようと思います。
あなたはどちらの立場でしょうか?

A:納期と内容さえ満たせば、進め方は任せる。
B:全て自分(部下)の判断でやってもらう。

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AとBで何が違うのでしょうか。

違いは「部下への仕事の容認幅」です。

Aについては「放任」、「細かい報連相」どちらも
許容されます。

一方、Bについては「放任」のみです。

もし、上司と部下でここの考え方が食い違って
いたら?

上の確認を取らず、どんどん進めたい部下に
とってはどちらの上司でも問題ないでしょう。

では、報連相を密にしたい部下に対して
上司がBのやり方を取るとどうなるか。

当然部下は困惑します。
前係長が上司として初めてBのスタンスで
臨んできて、困惑したのが自分でした。


Bの考え方をする人は
「一人で仕事を回せるようになって一人前」
と考えます。それもその通り。

一方で仕事には
「係のメンバーで足りないところを補い合う
ほうが単純な足し算より効果が出る、
だから連絡を密にして仕事を分担する」
という考え方もあります。(自分はこちら)

職場によって規模も職種もタイパなど考え方も
違う為、正解はないかもしれません。

しかし、上司ー部下の関係において
この考え方の擦り合わせができていなければ
どうなるでしょうか。

上司からは自分の考えに合わせるよう
指導するでしょう。

例えば
「自分で考えなさい」
「細かい確認は不要だ」と。

コミュニケーションが一方的になると
部下によっては困惑し、
不安を抱えたまま仕事をするのです。

さらにその状態で失敗すればするほど
部下の自己肯定感は落ちていきます。

さらに自然と個々のメンバーが個々の仕事を
抱えるようになり、係は単なる個の集団と
化していくのです。
(私見ですが、実際にそうなっていった
ように見えました)


今回は上司と部下の考え方のズレが部下の
自己肯定感の低下を生むという話でした。

今回の例以外にも、双方の認識の違いから
うまい関係を築けず、係としての力を
発揮できないこともあるでしょう。

上司には、自分の仕事の考え方を
部下に伝え、摺り合わせることが
求められるのではないかと思います。

40代で休職中ということもあり、
自分にそんな役割が与えられるときが
くるかはわかりませんが、少なくとも
今回の教訓は胸にしまっておこうと思います。

本記事を読んでいただき、感謝申し上げます。


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