映画『3時10分、決断のとき』から学ぶライフ・コーチング ~抽象度の高いゴールは人を強くする~
昨日NHK BSプレミアムで放送された映画『3時10分、決断のとき』を観ました。
男の友情と父子の物語・・・・
静かな感動を覚えました。
おはようございます。とこま(tokoma)です。
ライフ・コーチである僕、とこま(tokoma)視点からの映画『3時10分、決断のとき』の学びを書かせていただきます。
この映画からの学びは、それは
抽象度の高いゴールは人を強くする
ということです。
お話しはこんな感じです。
ダンの目標(ゴール)は、ベン・ウェイドを駅まで送り届けて謝礼金を受け取ること。
しかしそれは表面的なゴール。ダンにはさらに抽象度の高いゴールがあり、それを達成することで・・・という目的がありました。
そして、その真のゴール達成を応援するベン。そのなかで芽生えた友情。真のゴール達成のために孤軍奮闘するダンの姿。
そこ僕は感動を覚えたのだと思います。
ダンの真のゴールを知りたい方は、映画をご覧ください。
実はこの映画、正直あまり期待していませんでした。
ですが、そのギャップも手伝ったのか、少し胸が熱くなってしまいました。いい映画でした!
自分だけが幸せになる利己的なゴールより、家族も幸せになるゴール。さらに地域、国、世界も幸せになるゴール。
そこには自分を含まれています。それを含めたより大きな存在に対しのゴール設定。
そのようなゴールを設定することで現状の外側のゴールになります。
抽象度を上げたところにゴール設定をすると、達成方法が一旦わからなくなるかと思います。
しかし、それでいいのです。
より抽象度の高いゴールを設定することで、自分にとっての重要なものが変わります。
そのことが今ままでの習慣を変えることになり、今まで気づかなかったことに気づくようになり、次第に達成方法のヒントが見えてくるのです。
このことは今までも書いてきたことですが、それに加えて、抽象度の高いゴールは自らを強くする。そのことを今回の映画から学びました。
抽象度の高い現状の外にゴールを設定すること。そして、それこそが達成するための重要な要素であり、マインドを上手に使う方法となります。
ベン・ウェイドを演じたラッセル・クロウ。
ダン・エヴァンスを演じたクリスチャン・ベイル。
二人のやりとりがいいです。
それは言葉だけでありません。言葉以外の視線、表情、態度、行動などの言語以外のやりとりがあった気がします。
その中から二人の関係性は他の人とは異なる(とは言っても友情とはまた違った関係のような気もします)、何か特別な関係性が築かれていきます。
この映画のエンディングについては、賛否両論あるような気がしますが・・・
そこはご自身で観て、感じていただければと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。