COSPIFR #106【SPICE】まさに東京のネパール・オブ・ネパール⁉~アーガン(新大久保)
<基本コンセプト>
👉COSPIFR(コスピフル):COffee,SPIce,FRuitsの組合せ造語
👉”食”の話題を中心に、食べ歩く、作ってみる等小実験(”Labo”)
👉"Labo to Note" から、小世界(知識、繋がり、視野)拡大
👉それらを継続的に実践し、ユニークな自分を創っていく(週単位で)
”とこらぼ”です。記事をご覧いただき、ありがとうございます。
<プロローグ>*エスニック料理部門なら私の脳はノーベル賞もの?😏
前記事(#104)で、葛西のスリランカ料理店を訪問した話をしましたが、その時ギリギリまで悩んだ、もう1軒のターゲットがありました。その店の場所は新大久保。葛西駅から、帰りの東西線に乗ると、全駅が記載された路線図が目に留まり、そこに”高田馬場”の文字が。そして私の(こういう時だけ超高速の)神経回路(ニューラルネットワーク)が繋がり、「高田馬場の隣は、新大久保だぞ!」と。あぁ、新大久保が呼んでいる😱
<本文:食文化どこでもドア~ネパール民族料理”アーガン”(新大久保)>
だいぶ前の記事で言ったことがありますが、同じ会社の別部署にネパール出身の人がいて、仕事の合間に、ネパール人が認めるネパール料理店は?の質問にイチオシで紹介いただいたのが”アーガン”というお店。「是非一緒に行きましょう」と誘っていたものの、彼の方が多忙になり当分難しそうなので、単独で行くことに。そして超久しぶりに”今をときめく”新大久保へ
ネパール料理と一言でいっても、単品、セットともメニューが豊富。
他のネパール料理店では、タルバート(定食)やカジャ(軽食)のセットがあったが、ここは民族料理を標榜するだけあって、ネワリ(族)セット、タカリ(族)セットの2種類あり。どちらの系統にするか迷いましたが、未知の領域に近い、ネワリセット(写真左半分)をチョイス
すでにスリランカカレープレートを食べていたこともあり、ネワリの中で一番シンプルな、ネワリカザセットをオーダー
感想ですが、こちらのネワリセットをチョイスして良かったです。
左のチキン(カレー風味)スープは、じゃがいもの入ったほぼカレー。食べたことのあるマトンの干し肉(ジャーキー的食感)をはじめ、ある1品以外は、ほぼ想定のつく味で美味しかった(辛さもギリ許容レベル)。
で、例の未知の一品(U.F.O:Unidentified Flyng Object、ならぬ、Unidentified Food Object)。。。その名も干し飯 ”Chiura(チウラ)”
*”チウラ”という名もなんとなく未確認生命体見たいでそれっぽい
”チウラ”は、お米を平たく潰して乾燥させた、まさに”干し飯”。シリアルのお米版という印象でしたが、まさにそのような位置づけのようです。
*説明書き👆には、このチウラをおかずと混ぜたり、チキンスープをかけたりとあるが、この物体、かなり乾燥度が高く、スープをかけたぐらいではびくともしないドライさ。しっとりとした白米に慣れた我々日本人にとって、チウラがしっかり食道を通過できるのか心配だったが、大丈夫でした。
普段食べ慣れていない主食と格闘する自分が、一瞬人間以外の動物か、地球外生物(ちょっと大げさ)になった気もして、非日常の気分も味わえました。ちなみに、チウラには特別な味はついでいないので、この不思議な食感の穀物とネパールのおかずを合わせて食べることに慣れると、病みつきになるのかもしれません。
今回も、”チウラ”も含めたネパール民族料理の片鱗に接することで、非日常の”コト消費”分の付加価値が付き、”お値段以上”の食事を堪能できました。
次回は、また別のセットにトライしてみたいと思います。
*ネパール出身の同僚に感謝🙇♂️
<エピローグ>
さて、この”アーガン”というお店、お客さんの半数以上がネパール出身の方だと思います(店主と思われる女性と現地語っぽく会話していたので)。年齢層も年配の方から若者まで幅広い。まさに、東京のネパール・オブ・ネパールといった雰囲気でした。*題名の伏線回収😏
ちなみに、一列奥のテーブルがネパールの年配の男女だったのですが、最初は、ネパールの国民食とも言われる(水餃子風の)”モモ”からスタートし、そのあと単品で肉と野菜の炒め物的なものを注文、仕上げに前述のセットを2人で1つ頼み、おかずと穀物を混ぜご飯のように混ぜて食べていました。
(テーブルが女性の背中に遮られ、モモ以外は具体的に何のメニューだったかはわかりませんでした)
何を食べるかもありますが、順番も含めて、どう食べるかを知るのも面白いですよね。
*こういうのがまさに、”食文化どこでもドア”なのだと思います。
うーん、行ってみたいなぁ、ネパールも🛫
最後までご覧頂きありがとうございました。
COSPIFR(コスピフル)ライフ創りをLABOする、”とこらぼ”でした👨🍳