奇跡の起こし方①
13:00に出発しなければならない。
今は、朝9:00.
なのに、前夜21:00に起きて徹夜明け、すでに12時間起きていて、
おそらく出発の時間あたりにちょうど就寝の時間になるだろう、
そんな息子が目の前にいる。
「マジか…」
想定はしていたものの、
「ここからどうすんねん…」と途方に暮れた気分にもなる。
今日何があるのかというと、息子の進路先の模擬面接がある。
受験するためには必要な過程なので、とても大事なやつ。
「本人が出願を決めた」という意志表示も含むので、今日は、私が本人の代わりを務めることはできない。
「確実に行けるようにするためには、どうすればいいのか?」
いろんな方策が頭を駆け抜けるけれど、
どの方策もなるべく口にはしない。
息子の出方を待つ。
ひたすら待つ。
「ご飯を食べて仮眠する」と言う息子に対して、
(今寝たら起きれないんじゃ…?)
(このまま起きておいた方が確実なのでは?)
などとさまざまな思いが湧いてくるけれど
ここがポイントで…。
こちらからのアドバイスを言ったとしても、
その通りにしたとしても
100%うまくいくかどうかなんてほぼわからない。
こんなときは、
本人の意志通りに事を進めた方が「いい」。
「いい」
というのは、「うまくいく」という意味ではなく、うまくいってもうまくいかなくても、長い目で見て
「いい」(マシ?!)ということ。
こちらとしては
どうしてもうまくいかせたい気持ちが強いければ強いほど、
失敗したくない気持ちが強ければ強いほど、
より確実にうまくいく方法を提案したくなるけれど。
こんなときは、自分に言い聞かせる。
「期待は、依存」
どんなに大切な出来事であっても
期待せず、本人の選択を尊重してみる。
結果がどうであれ、その過程が今必要な経験になることを信じて。
これまでも、何度も何度もこういう過程を踏んできて、もちろん、理想通りの結果が得られなかったことも多々あった。
それでも、その結果に至るまでの過程を丁寧に丁寧に肯定していけることを私は知っている。
だから、もしうまくいかなければ、その時考えればいい。
うまくいかなかったことへの意味づけなんて、後からいくらでもできることを知っているから。
とはいえ、ドキドキしながら
息子が提案した作戦で、「出発時間よりちょっと早めに起こして」というミッションをただ遂行した。
(実際は、息子から頼まれてはいないが、考え得るハプニングに対応するためのグッズを荷物に入れたりして、私自身がより安心して付き添える準備はした)
だいぶ眠そうだったけれど、フラフラとなんとか起きてきた息子にホッとしつつ、「あ、まだ、始まりだった。ここからだったわ…」とここからの自分のミッションを意識しながら、出発した。
テンション低い息子がこのあと電車に乗り、説明や模擬面接を乗り切れるのか?
長くなりそうなので、今回はここまで。
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