書くための道具の使い分け
メモ、あるいは文章を書くツールをどのように使い分けるか。これはインターネット上で文章を書き始めてから長年の課題である。思い出してみればネットで書き始める前もそのような課題はあった。モレスキンのようなノートブックにシステム手帳のような仕組みを用いて、あるルールに基づいて使用したり、カレンダーとメモが一緒になったタイプのノートで、インデックスを付けて管理したり。
ある時期からアナログで書くことを辞めて、全てデジタルに移行した。詳しくは覚えていないが2016年ごろではないかと思う。それは奇しくも写真のプロセスをアナログからデジタルへ移行した時期と重なる。
書くことの全てをデジタル上で行うようになったのは、アウトライナーとの出会いが大きい。そしてメモアプリやエディタやCMSの進化もその移行を後押しした。
現在使用しているライティングツールは主に3つで、アウトライナーであるWorkFlowy、Appleの純正メモアプリNotes、シンプルなテキストエディタのUlyssesである。ブラウザ上で動くエディタを含めれば他にもCMS系エディタやこのnoteのエディタもあるが、今回はメインで使用している先の3つについて、どのような使い分けをしているかまとめてみる。
そうそう、完全にアナログを止めたわけではなく、Campusノートとペンも使用している。このあたりについても書く。書きながら書くことについての思考を試みる。
WorkFlowy
まず最も使用頻度が高いのがWorkFlowy。これは作業場みたいなもので、自分のヴァーチャルデスクのようなもの。ここで日々のタスク管理や、プロジェクト進捗、受注仕事、アイデア出しや読書ノート、引用やメモ、あらゆることを行う。1日の始まりもここに書きつけることから始まる。
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