見出し画像

にわかセレクション


先日ネットニュースで知ったのだが、
加藤浩次が長年MCを務めてきた
TBSテレビ『スーパーサッカー』が
3月をもって終了するらしい。(1993年からの28年物)

日本テレビ『スッキリ』の
MCのイメージが強い彼だが、
そのサッカー熱は止まるところを知らず、
多忙の中でもヨーロッパサッカーの試合を
きっちりチェックしているようである。

他のサッカー番組と比べてみると
『やべっちFC』は
Jリーグを中心とした日本サッカーを応援するという
アットホームな要素が強めであったのに対し、
『スーパーサッカー』の方は
よりバラエティー色が濃い目で 
マニアのファンが喜ぶ内容が入っているとのこと。


15年前くらいから
日本国内でもヨーロッパサッカーのニュースが
多く取り上げられはじめ、
(かの香川真司がドルトムントから
マンチェスターユナイテッドへ移籍した頃の人気は著しい)
フジテレビ『すぽると!』でも
月曜日の深夜にはマンデーフットボールの枠があり、
風間八宏氏が「マンデーセレクション!」と言って
カメラに向かって決めポーズを見せてから
エクセレントゴール集が度々流れていた。

そのマンデーフットボールの好評を受けてから
後に『マンデーフットボール R 』という
よりマニアックなスピンオフ番組を作られたようだが、
若干マニア傾向が強く放送時間帯が遅いこともあり
1年半くらいで放送が終了してしまった。
(個人的にはかなり好きな内容だったが、
終了の背景はわからないではない)


僕個人としては、小学3年生の時にJリーグが発足し
当時ヴェルディ川崎の三浦カズ選手、ラモス瑠偉選手に
思いを馳せつつサッカーグッズをよく集めていた。

サッカーを観ていて面白いと思うのは、
流動的な人の動き。
加えてFW=前方、MF=中盤、DF=後方というように
各選手にはポジションの適性があって、
これは社会に対して我々個人がどのように処していくのか
(つまり資質、性格的にどういう仕事や役割が向いているのか等)
にも通用するものだと勝手に思っている。


はじめに遡って、、
これまでも
『スーパーサッカー』の番組存続のピンチは多々あり
その際に加藤浩次が
「ギャラを減らしてでも続けてほしい」と言ったのは、
その番組での仕事がもはや対価ありきのものではなく
彼の日々のモチベーションになっていたかもしれない、
ということである。

こういう”情熱”は生きていく上で
非常に大切なものだと思うのだが、
その番組終了のお告げを
ネットニュースで拾うしかない自分には
やはりにわかファンの感じは拭えないのだ。



とは言うものの、、、

そんなニュースに反応して
朝からパソコンを立ち上げる僕にも、
幽かなタイピングの熱くらいは
あるのだと思いたい。







以上

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?