2019年10月27日J3リーグ第28節ガンバ大阪U23対セレッソ大阪U23試合観戦の感想
ちょうどトップチームの試合がない土日ということもあってか、入場時には行列が出来ていて結果的には2,000人以上の客入りとなったセカンドチーム同士の大阪ダービーですが、9月のトップチームの方での惨敗を少しでも振り払うためにも勝って欲しいところです。
ガンバの方は前節、守備の要であり今のチームでは唯一のプロCBであり主将でもある松田が退場したことで、この試合では出場停止となりました。代わりに土日に試合のないトップから菅沼か青山がさすがに入るのかな、と思っていましたが結局は當麻・大野の高2コンビを起用しました。また、得点源でもある唐山がU17代表でいないことも残念ではありますが、最近得点が増えてきた白井や芝本、あるいは16歳になった中村仁郎に期待したいところです。
ちなみに、U23の試合でもスタジアム内の飲食店は一部が開いていて、J1の試合だといつでも行列が出来ている店でもすぐに買えるのはJ3ならではですね。
そのJ3でのU23チームの参戦について、来年どうなるのか情報がまだまだ出てきていないのですが、先日こんな記事がありました。
若手育成へエリートリーグ J20年から導入へ
https://www.nikkansports.com/soccer/news/201910180000123.html
また若手育成のために創設するリーグ戦の名称が「Jリーグ エリートリーグ」に決定。導入時期を21年から20年に変更し、現時点で11クラブが参加を希望していることが確認された。
これ以外の情報が最近は出ておらず、同じ日刊スポーツの9月の記事では
J若手育成でU21リーグ案 全クラブから参加募る
https://www.nikkansports.com/soccer/news/201909120000013.html
Jリーグ実行委員会が11日、都内で行われた。若手育成のため21年から「U-21リーグ」を創設する案が検討され、J1~3の全クラブから参加を募った。
21歳以上も出場可能で、全国を4ブロックに分ける形などが議論された。来季から導入予定の施策では、21歳以下の選手を起用して一定の出場時間をクリアすれば奨励金が出る制度も新設する。
こんなことが書いてありました。ミソは「全クラブ」というところで、今U23チームを出しているFC東京・G大阪・C大阪も含まれるということです。となるとU23チームがエリートリーグに異動することになると考えた方が良さそうですが、メディアに出てくる情報が少ないのでまだよく分からないですね。
さて、こんな風に今日の試合自体の感想になかなか入らないというか、あんまり書く気がしないというか、それは結果を見れば分かるのですが、
https://soccer.yahoo.co.jp/jleague/game/score/2019102716
ラスト10分の守りに問題を抱えているような試合展開ではありますが、そもそも前半16分、エリア内でのがっつりハンドを主審に見逃してもらっていますから、前半からあんまり試合自体良くなかったですね。
後半は始まったところから良い感じで攻め続けていて、その中で中村のゴールが決まりましたからそこまでは良い展開でした。ちなみにこの中村のゴールも主審が自身で判断できず、ラインズマンに確認しにいってようやくゴールとなりましたから、前半のハンド見逃しも含めてどうかな、とは思うジャッジでした。
その後もガンバがチャンスをつかみますが追加点を奪えなかったことが敗因といえば敗因でしょうね。GKの谷は良いセービングを見せていたのですが、不運な同点ゴールと見事な直接FKで逆転負けしたのは悔しいでしょう。
スタメン11人中6人がユース年代ですからエクスキューズになるかも知れませんが、それはセレッソも似たようなもので、一番怖いはずのOAの澤上が交代してからの逆転負けなので、OAやら年齢による敗戦とは言えないでしょう。
U23の方はなかなか勝ちに恵まれない状態に陥っていますが、何とかあまり順位を下げずにシーズンを終えたいですね。