おせち、年越し、ハンバーグ。
新年明けましておめでとうございます。
いろいろあった2024年、気がつくと365日が過ぎ、2025年。新しい年のはじまりです。
🍱おせちづくりの大晦日
ことしも年末から帰省、大晦日はおせち作りで1日が過ぎてゆきました。ここからは2024年12月31日の実況中継。おせち準備の様子です。
買い物の合間のひとコマ。地元の風景ってなんか安らぎますよね。
さて、いくぞ。
🌰我が家の新顔栗きんとん
栗きんとんは、数年前から我が家のおせちに参加したニューフェイス。
定番ですが、なぜか実家のおせちにはいなかったんですよね。親戚一同が集まっていた頃は、お酒飲みが多くて、甘いものにあまりお箸がのびなかったからなのかな。
たしかに自分もさつまいもって、ふだん食べないなぁ。とか思ったり。
きんとんのポイントはこれ。裏ごしです。ここで裏ごしするかしないで、仕上がりのなめらかさが段違い。
濾したおいもをお鍋に戻したら、栗の甘露煮の煮汁をすこしずついれてのばします。
甘露煮は年末ぎりぎりになると、品薄になって高くなったりするので、毎年早めに買っておきます。瓶詰めなので、日持ちは心配ないし、どうせつくると決まってるならそのほうが断然お得。
なめらか。いい感じ。
栗は小判の見立てなんでしたっけ。
ここ数年、毎年つくっててもお金持ちになってたりはしませんが、金運upは祈りたいですね。祈ろっと。
🐟️サーモンの千枚漬け巻き
サーモンはスモークではなく、お刺身の柵をマリネします。
お塩とお砂糖をまぶして、ラップフィルムで包んで冷蔵庫へ。
30分ほどマリネしたら、洗って水気を切って、オリーブオイルをまぶします。
もう一度ラップフィルムで包んで、冷蔵庫にいれて1時間ほど。
実家の味、千枚漬けで巻いていきます。
端の方は切り落として、つまみ食いのネタに。
🐔けっこう人気の松風焼き
おせちには数少ないお肉メニューの松風焼き。
鶏ひき肉に白味噌、みりん、薄口醤油で味付けして、卵とパン粉を合わせます。醤油が薄口なのは、関西ならではな感じですね。
ハンバーグの要領で練り練り。
サラダ油を敷いた、金属の器に敷き詰めます。
あとは蒸し器に。
中までしっかり火がとおるまで、15分から20分ほど。
蒸しあがったら、表面にみりんを塗ります。
真ん中にアルミホイルをかぶせて、まずはごま。ほんとは芥子の実を使うところですが、なかなか手に入れにくいので、ごまで代用してます。
もう半分には青のりを。
これを薄くひと口大に切り分けておきます。
🥩八幡巻き巻き
茹でたごぼうと人参を、薄切り牛肉で巻き巻き。
お肉の棒になりました。
小麦粉をまぶして焼いていきます。
味付けはみりんと醤油、じゅわーっ。
見た目は地味な茶色系、でも切るとごぼうの白、にんじんの赤が市松模様で華やかなひと品です。
松風焼に八幡巻。このふた品、みんな喜んでくれるんですよね。おせちって、お肉っ気がすくないからなのかなと思ったりします。
🍱おせちの合間に年越しそば
進む、進むぞ、おせちの準備。
煮物系はふだん地味だけど、おせちでは主役です。
ゴールが見えてきたら、合間に大晦日の晩ごはん。
我が家の年越しそばは、にしんそば。年越しの瞬間ではなく、夕飯に食べるのがいつもの大晦日。
これは子どもの頃からの習慣なので、これをいただくと、年越すなあって感じです。ホントの年越しまでは、まだ5時間近くあるんですけどね。
🍱ことしのおせち完成です
年越しそばを食べてから、お重を詰めていきます。
おつまみだらけの一の重。ふだんはビール好きなのに、お正月は日本酒が飲みたくなるのは、絶対このお重の力です。
二の重はお肉とかお魚とか、ちょっとおかず寄りのおつまみを並べます。おつまみといいつつ、白いごはんにも合うのが、この重の特徴。
ここから煮物の出番。長生きの象徴、海老は色も紅白。
最後の1段はお煮〆。子どもの頃は苦手でしたが、最近は好きになりました。干し椎茸、おいしいですよね。
できた、できたぞ、これが2025年のおせち。
明日はお正月です。
🎍明けまして2025
年明けのお参り。故郷の景色はいつも懐かしい。
いつもよりだいぶ寝坊して、9時過ぎからぶらぶら。寺社仏閣の多い街なので、歩きながらお参りもしていきます。
ひとしきり散歩しつつお参りをすませたら、家族も揃って、待ちかねた乾杯の時間。おせち、みんなが喜んでくれると嬉しいな。
明けましておめでとう。
2025年もよろしくね。
お正月の1日は、なにをするでもなく過ぎてゆきました。家族ですこし街を歩いて、そのあとはテレビを観ながら花札、トランプ。録画の紅白は1日遅れのBGM。
🍽️お正月の夜は
気がつくと夕方。そろそろ2回目の乾杯です。
夕飯のメインはこれ。
煮込みハンバーグ。
おせちがThe和、なので夕飯は洋をメインに。
今回は合挽き肉でタネづくり。
たくさんつくるのって楽しいですね。
手のひらにオリーブオイルを塗って、形をまとめたら焼きタイム。
しっかり両面に焼き色をつけます。
牛すじいりの赤ワインソースでコトコト。
煮詰めると旨味が増すこと、増すこと。
おいしいの間違いなし。
なかなかに好評でよかった、よかった。
ハンバーグ、エビフライ、ハムサラダ。
結局こういうのがいいんだよ。だってニッポンの洋食なんだから。みんな好きだよね、好きでしょ。
いよいよはじまりました、2025年。ことしはどんな1年になるでしょうか。
新しいチャレンジもしたいと思いつつ、いつものペースも守りたい。
そんな本年も、トケイヤkitchenをよろしくお願いいたします。